142.「仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト」を読んで 〜「iPad」よりも「ポメラ」ですよ、やっぱり。 [読書感想文]
(年間100冊の進捗 100冊/365日×148日目(5月28日)ー42冊目=+1.452冊)#mhks(本)
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仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー
- 作者: 奥野 宣之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/05/28
- メディア: 単行本
☆いよいよ本日より、「iPad」の発売です。銀座では前々日から並んでる人がいるようで、アップルの株価も上昇して、遂にマイクロソフトを抜いたそうですね。(ああ、昔からのアップルファンには感慨深い・・)
「当ブログ」もおかげさまで、niceの数が急上昇で「9000」を突破いたしました。(改めて御礼申し上げます。)そうなると、今度は「恥ずかしい記事は書けないな〜」と思う今日このごろです。
そして厳しい景気の中、本業の会社のほうも、やすやすとは成果が上がらないのも現実です。(はぁ〜)
ブログも仕事も、アウトプットの質と効率を上げ、もっと自分の納得のいく「成果」を残したい!
・一体どうすれば、ビジネス人として「牙」を研ぐことができるのでしょうか。(P1)
☆そんな「牙」を研ぐ方法をこの本から学びたいと思います。
著者の奥野宣之様ご自身からご献本いただました。(たこ焼きのご縁です。)
奥野様ありがとうございます。
・僕は勉強や留学、転職よりも、もっと安全かつ確実で、見返りの大きい道があると思っています。
それは「知的生産力を高めること」です。(P2)
・日常的なことに小さな工夫を加え、小さな+αを積み重ねる。このようなアプローチで、結果的に大きな差を生むこともできるのです。(P12)
○どんな本を読めばいいのでしょうか?
・「起き抜け」という特別な時間には、新聞を無理に能動的に読もうとするより、全面的に信頼している「感化されてもいい本」を、受動的に読むほうがいいのです。(P26)
☆「暗いニュース」や「頭を使う記事」より元気の出る本がいいですね。
一章が短く、少し堅めのほうが読みすぎないでしょうね。稲盛さんもいいかも。
・「読む必要は感じているけれど、読み出すと難しくて投げ出してしまう」という本があるでしょう。
そんな「硬い本」をカバンに入れて、一日一回は開いてみるようにするのです。
・英語ができる人はたくさんいても、難解な本を読みこなせる人はそうそうはいません。幅広い知識があれば、他の人と話を合わせやすいだけでなく、話に説得力が出せます。読解力や表現力も他の人より強くなるでしょう。(P33ー34)
☆内容は「硬く重く」ても、物理的には「柔らかく軽く」でないと持ち歩けない。だから岩波文庫なんですね。
【紹介本】
○政治や経済が実は苦手なんですが・・
・こういった悩みにてきめんに効くのが、高校社会の科目「政治経済」のおさらいです。
・書店の「大学受験コーナー」で、最新の参考書を買いましょう。(P43)
【紹介本】
でも確かに基礎から勉強するほうがいいですね。
大学の受験参考書は、盲点でした。
○最新の情報を効率的に収集するには?
・ネットカフェに1時間こもって雑誌をザッピングしよう。(P48)
☆「空気読み 企画術」と同じですね。
プロがやっている、インプットの幅を効率的に広げる方法なんですね。
○アウトプットのためのワークアウトとは?
・僕が提案したいのは、新聞の「コラム」を書き写すことです。(P105)
☆これはまさに「筋トレ」です!
スポーツジムでマシンを使う時でも、正しいフォームで行えば、効率よく鍛えられるのと同じですね。
○目標管理にはどんな工夫が?
・個人の人生目標は(中略)
「死ぬまでに何をしておきたいか」
「何歳までにどんな人間になりたいか」
「若いうちに何を身につけたいか」
と、「死」や「老い」といったリミットを意識して、シビアに決めておくのがいいと思います。(P145ー146)
☆重いテーマですが、年齢的に人生の折り返し地点ですので、「死ぬまで年表」を作ってみようと思います。
・自分の「10大ニュース」を書いてみてください。(P151)
☆「年末」に自分の10大ニュースを書き、
「年頭」に目標を書く。
そして「エイプリルフール」に夢を書くことを加えて自分の「フレームワーク」とします。
○おすすめの整理術は?
・「伝票差し」ってありますよね。
・最大の利点は、必ず時系列に並ぶこと。(P243)
☆これは「目からウロコ」!
メモ・レシート・何でも刺すだけ。まさに「アイデア」は「組み合わせ」ですね。
「物」の持つ機能・意味を活かして、違う場面で活用してみる。
○ストレス解消法は?
・読まない。遠くを見る。自分のことを考えない。
ストレス対処法の本はいくらでもありますが、これ以上的確なアドバイスは聞いたことがありません。
・この「やめたいことがあったら何かと代替する」という考え方は、ほかにも応用が利きます。(P282)
【紹介本】
☆受験勉強中にマンガを読んでしまうのも、同じかもしれませね。
でも、それは後で自己嫌悪に陥ります。
やはり遠くを見て「ボーッ」とするほうが、時間も無駄に長く使わないような気がします。
☆まとめ:「インプット」から「アウトプット」、「時間管理」に「整理術」。
この本で、奥野さんは人とは違う「成果」を出すために、おこなってきた工夫を、惜しげもなく披露していただいております。
「東京」の著者さんの「おしゃれ」な「術」に比べて、奥野さんの「工夫」は、「お金がかからず」「実用的」で、いかにも「大阪」らしいです。(失礼!ごめんなさい)
でも「おしゃれ」じゃなくても「実用的」だからこそ「続ける」ことができるのかな〜と思います。(私も大阪人ですから!)
ですから!しばらくは「おしゃれ」な「iPad」ではなく、「実用的」な「ポメラ」(ネットにはつながらないから集中できる)と「手帳」(電池切れが無い)で、まだまだ「牙」を研いで行きたいと思います。
(買えないことの負け惜しみ)
実行すること
・「硬い本」をカバンに入れる。
・政治経済の参考書を読んでみる。
・「死ぬまで年表」を作る
コラム写経もしてみたいが・・・。(1回はやってみる!)
ありがとうございます。
【お知らせ】
奥野さんのお話が「生」で聞けます。
■日時
2010年6月5日(土) 14:00~17:00
■会場
中央電気倶楽部 大阪市北区堂島浜2丁目1番25号
■参加費
3,500円
■定員
20名
お申し込みはこちらから。
仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー
- 作者: 奥野 宣之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/05/28
- メディア: 単行本
情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)
- 作者: 奥野 宣之
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2008/03/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング
- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 単行本
タグ:奥野宣之 知的生産
書評をありがとうございます。
なるほど。奥野さんのハックは「大阪らしい」んですね(笑)。
だから私も親近感が。東京者ではないですから。といいつつ大阪人でもないんですけど。その中間で。
今回の本は、奥野さんの真骨頂ともいえる「ちょっとした工夫」を、誰でも気軽に始められるように徹底的に実用的に書いてもらいました。
ぜひ、こちらのブログをご覧になった方が、今回の本の73のネタの中から、一つでも「ワークアウト」していただければと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
by 宮原陽介 (2010-05-28 11:48)
yukioさん、ご感想ありがとうございます!
ipadとポメラの対比、まさに「うまい!」って感じで唸ってしまいました。
上のコメントは私の担当エージェント(富山人)です。
今後ともよろしくお願いします。
by 奥野 (2010-05-28 14:21)
遅ればせながら・・・
9000nice!おめでとうございます(o^^o)
by ぜろこ (2010-05-28 21:46)
ipad欲しいなぁ~、でももう少し様子を見てみよう!でもいつかはゲットします。
iphoneは持っていますが、断然仕事の効率が違います。
私は本屋なので、ネット書籍が気になるところですが・・・。
by nabe (2010-05-29 08:26)
ipadを買い求める客の行列がすごいことになってるね
俺は買わないけど。
やっぱ、はやりものは凄い人気だわ。
by 釣られクマ (2010-05-29 11:09)
iPadはマスコミとマカーの一部が持ち上げすぎのような気がします。ポメラで創造的に時間をすごすほうが賢いと思います。というか、結局、iPadは多くの人が使わされる機械で、創造する事の割合が低い気がしますね。所詮ジョブズの浅知恵です。
by miff (2010-06-04 17:21)