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C24.「もしドラ」は200万部は売れる本だと思ってました~岩崎夏美さんのお話を聞いて。 [勉強]


    もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

    もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

    ☆撰檀塾で、あの「もしドラ」の作者 岩崎夏美さんのお話を伺いました。

    ○なぜ「もしドラ」を書いたのか?
    ・元々、「もしドラ」を読んで欲しかったのは、クラブや学校という「組織」の人間関係に悩む「若者達」だった。
    彼ら、彼女たちが悩んでいることの答えは「マネジメント」に書いてありますよと言ってあげたかったから。

    ☆確かに、今だから若いときにこんな本読んでたら、、、、と思いますが、その頃は絶対読まないですよね。
    でもあの頃「もしドラ」あったら、、、微妙。

    ○そして、大人達はかつてのそんな自分の気持ちからか、「お節介にも」クリスマスに子供達へ、読まれもしない本をギフトとして贈っている。
     こんな現実を目の当たりにした事で、岩崎さんは大人も子供も全世代の人が喜ぶ本を作ろうと思ったのだそうです。

    ○著者は「本の顧客は誰か?」と問うた。


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・顧客を
「自分は読まないが、本を贈り物にしたい人々」と定めて、表紙、タイトルなどを作っていったそうです。
☆折角なら、子供の悩みを解決できて、なおかつ「読んでくれそうな」本を目指したとのこと。

○著者は問題点を指摘されたが、「マネジメント」に則り反論した。

1.子供達は本なんか読まない
>子供達が読みたい本を書いていないだけ、なぜならみんな字が読めるんだから。すなわち「顧客の欲求からスタートする」

2.ビジネス小説なんてもう流行らない
>「顧客は創造するもの」今ある価値観を捨てること、イノベーションで「新しい満足を生み出す」
・流行ってないからこそ「ブルーオーシャン」。

3.1680円なんて価格が高い、子供は買えない
>真の顧客は「親」である。「親」が買える価格で、「教育の効果性」を感じられるのがこの価格。価格「最適」を目指した。
☆こうして、著者と編集者がお互い「マネジメント」という同じ共通言語で話し合い重ね「もしドラ」ができあがったんですね。

・「マネジメント」を読み込み、それを「もしドラ」に活かすことで「マネジメント」を実践する事につながった。
 そして、結果的にはドラッカーの理論の正しさを証明することとなった!
☆壮大な実験だったのかもしれませんね〜。


☆著者の岩崎さんにとっては「売れるべくして、売れた」本だと。

 しかし売れる時期は早すぎたとも、なぜなら本来は甲子園に出場したある高校のマネージャーが「これを読んで、みんなで頑張りました!」というストーリーを描いていたからだそうで…

この春のセンバツではそんな光景が見られるのでしょうかね~。


実行する事:そろそろ「マネジメント」を読む。


ありがございました。

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