【振り返り】男性は結婚したら、奥さんの「荷物運び」をしなさい。なぜ?〜2013年 お話をお伺いした方々(中編) [まとめ記事]
13.7月1日(月) 牛窪恵さん @撰壇塾 「草食系男子」を世に広めたマーケッターから学ぶ
・「団塊の世代」「しらけ世代」「バブル世代」ここまでは同じ価値観。この下の「団塊ジュニア」「草食系世代」「ゆとり世代」この世代からはまったく違う価値観が存在する。
・「バブル世代」は「アイラブ自分」世代。頑張ればいい結果が待っているという、「根拠のない自信」がある。
女性は「美魔女」、男性は「独身王子」。何事も形から入るのが、「バブル世代」
☆自分も、「バブル世代」、当たってます。確かに「頑張れば・・・」と思っている。この牛窪さんの世代論はものすごく参考になりました。下手に会社で、顧客分析するよりこの本読む方が方が手っ取り早いぞ!
「バブル女」という日本の資産 `永遠の勝ち組'世代の消費を読む
- 作者: 牛窪 恵
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2013/12/04
- メディア: 単行本
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14.7月12日(金)小田嶋隆さん @夕学五十講 梅田 「コラムニストという生き方」
・「コラム」とは「枠組み」の事。元々は新聞本体とは関係なく、新聞記者の見方とは違う目線で書かれた文章。
・定点観測の利点。山登りの途中で、時々振り返り、光景を覚えておくことが後々の役に立つ。それと同じ。
☆正直、話し方に抑揚がなく、眠たかった・・。しかし質疑応答の時は、すごい勢いでしゃべりだしたので、この人は自分だけで話すより、対話する方が面白いネタをたくさん持つ人だと思いました。
15.7月19日(金)岩田松雄さん @撰壇塾 「スターバックス経営者に学ぶミッション経営」
・個人でも「ミッション」が必要。生きていること自体が奇跡なんだから。
・小さな成功体験を重ねていく。
・マニュアルには、「何」をするかではなく、「何故」するのか決めておくことでトラブルにも柔軟に対応できる。
☆スターバックスでは、「ホットドッグ」は禁止されているそうです。コーヒーの香りを損なうという理由で。知りませんでした!
だから岩田さんは、違うチェーンでよくホットドッグを食べていたそうですW。
16.7月20日(土) 山田ズーニーさん @NHK文化センター梅田
・(話が)通じるための要件は「自分のメディア力」。日頃のコミュニケーションで自分の信頼性を上げておく。
・問い=論点。良い問いを持つことが大事
・「経験を」では無く、「経験で」話す。
・考える道具は「?」
☆文章術の講座と思い受けてみたら、まずは「自分の想い」を形にしてみるというセミナーでした。それも「自己紹介」で!
課題:「自分」という人間を他人に伝える上で、「これだけは伝えたい」という「自己紹介」を考える。
まずは二人一組でお互いに、「過去のできこと」に関してインタビューをし合い、自分の心の中を掘り起こしていく・・。
最初は、「赤の他人」にプライベートなことは・・と思っていたが、いざインタビューが始まり、質問に答えることで「自分の過去」を改めて振り返り、家族、友人、仕事仲間に対する気持ちなども「素直に」はき出すことができました。
・表現は「上っ面」では伝わらない。自分というものを引き上げ、相手にぶつけ、初めて伝わる。
☆最後みんなの前での発表では、自分の過去を涙混じりに話し出す人まで・・・。
人は普段、自分の心を押し殺し、それに気づかないままに生きているんだと言うことを感じました。
17.7月26日(金)安藤忠雄さん @NHKホール アイカ建築セミナー
☆無料の講演とはいえ、大きな会場が満杯!さすが安藤さん。
・建築のことを知るために、建築を見る
・自分の原点となる場所、物、書を持つ
☆ご自身の建築作品を映し出しながら、当時の気持ちやおもしろエピソードなど、マシンガンのような「しゃべり」!やはり大阪の人間ですね。東大の卒業式での挨拶や、役所に対しての歯に衣を着せない意見は、逆にこちらがハラハラするくらいでした。
☆今後は安藤さんの建築物そのものを、実際に現場で見てみたいと思います。
18.8月8日(木) 勝間和代さん
19.8月8日(木) 高畑正幸さん @マイドーム大阪 文具対談
・「たかはた」さんではなく、「たかばたけ」さん!
・今の時代は、「いい車」「いい時計」まで行かずとも、「いい文具」手の届く贅沢ができる時代。
・今後ますます動画を使ってのPRが増えると思われるが、動画を創るときの難点は長すぎること。1分では長い。CMの15秒、30秒はエライ。
テレビがいまだ娯楽として大きな支持を得ているのは、映像内容を圧縮する技術が優れているから。
・日本の文具は優秀。
世界では「試し書き」の意味が、日本とは大きく異なる。
日本は、「書き心地」や「色」などを確かめるが、世界では「本当に書けるのか?」を試している。
・海外のお土産に日本の文具を!世界最高品質でこのお値段は、絶対喜ばれるのだそう。
☆勝間さんは、本当にインタビューが上手い。そして観客を意識して、いまのはこういう意味ですね?とちゃんと話をまとめ、その上で自分の意見を述べる。司会力はさすがです!
一方の高畑さんの文具にたいする愛情は、ものすごく深い。
短い対談でしたが、いいお話を聞けました。
究極の文房具ハック---身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
- 作者: 高畑 正幸
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/09/16
- メディア: 単行本
20.8月24日(土) 西田哲也さん @関学梅田 船越組 テーマ:「人の力で売場を変える」
☆2ヶ月に1回。「関学丸の内講座」のOBの方々が集まり勉強する会に初めて参加しました。
・逆ピラミッド型の組織図で、自分はメンバーを支える役割である。
・マネージャーの役割 1.「ブランドマネージャー」2.「顧客マネージャー」3.「タレントマネージャー」:メンバーの力を伸ばし、自分も高める。
・競争ではなく、協創
☆梅田阪急メンズ館の、元マネージャー。次々と面白い企画を実行し、部下やメンバーから慕われていた.最初はみんな「?」な人だと思っていたが、異動するときにはみんなが号泣したそう。そんな人間に私もなりたい・・・。
21.8月29日 西川善文さん 三井住友銀行名誉顧問@撰壇塾「ラストバンカー」の仕事人生」
☆最初の赴任は「大阪の大正支店」! 不正融資、合併、など生々しいお話が聞けました。まるで、「半沢尚樹」なみの波瀾万丈の銀行人生のお話でした。
・西川さんが考える「リーダーシップ」は、
リーダーがぶれない
自分の主張を相手によく理解させる
よくやった人をほめる
・リーダーシップは後天的に身につけることができる
☆オススメの本は?の質問には、ビジネス書では「無い!」との一言。
倉本聰さんの「北の国から」をすすめていただきました。年に一度は富良野に行かれるそうです。
22.10月10日(木) 沖本るり子さん 「結局、何が言いたいの?」 @大塚ソリューションセミナー
☆最初のしゃべり方は、上から目線!でしたが・・・
・言葉のダイエットの目的は、「聴かれる」ことが一番のメリット。「聴かれる」→「理解される」→「仕事の成果が向上する」。
・聞き手は「ヘルニア」!? 重い物(言葉)、長い物(言葉)を渡さない。
・上司の話が長い時の対処法:「どういう風に書けばいいですか?」と聞く。
☆最初は、偉そうな人やと思ってましたが、徐々に「自分も話し下手やった・・」という告白をしてからは、本当に聞き手のことを考えて話していることが伝わり、最後には拍手喝采でした。表現が独特です。
23.10月10日(木) 西村貴好さん「ほめ達」 @大塚ソリューションセミナー
☆お話をお伺いするのは2回目ですが・・・。格段にパワーアップしている!オレンジのネクタイに、オレンジのチーフ、オレンジのボタンホールとおしゃれ!
・「ほめる」とは「人」「物」「起きたできこと」の価値を発見して伝えること。
・成長する人とは?
1.知っているかどうかではなく、できているかどうか
2.自分に直接関係有るかどうか?ではなく、自分に置き換えて考えているかどうか。
3.3Dを言わない「でも」「だって」「どうせ」
☆奥さんの話は定番。笑わせてくれます!さすが大阪人。
・男性は結婚したら、奥さんの荷物運びになるべき→「うん、そうや」「はい、そうや」W。
10月13日(日)山田ズーニーさん「伝える」 @NHK文化センター梅田
☆ズーニーさんの講座第2弾です。
・苦情に対するには、最初に自分のメディア力をどう回復するか?である
・共感ポイントを見つける 自分のメディア力を高めてから伝える
・言いたいことを言っても、伝えたいことは伝わらない。
・伝わらないアドバイスは
相手の非を指摘する
エライ人の引用
相手に「変われ」と押しつける、結果、目線が高くなる。だから同じ目線の高さで話す。
☆今回も二人一組で、インタビューし合いました。発表のテーマは「今まで言えなかった気持ちを伝える」でしたが・・・
ある女の子が「自分は金持ちの人と結婚します!」「相手はイケメンです。」
みんな「自慢?」と唖然としていると、
「でも、私なんかそんな幸せ、不相応なんです・・・、本当に結婚していいのか不安なんです・・」と続き、泣き出してしまいました。
端から見たら「これ以上ない幸せ」でも、本人には色んな悩みがあるのですね・・・。
次回は2014年2月の予定です。
24.10月16日(水)千住真理子「音楽とは何か」@夕学五十講 梅田
☆ヴァイオリニスト 千住真理子さんにとって「音楽」とは何か?
ご自身の「音楽」との出会い。プロデビュー後、自我との戦いで一度はヴァイオリンを手放すが、ボランティア活動を通して、「音楽」の力に目覚めたこと。10年の苦労ののち再びプロヴァイオリニストとして活躍しはじめたとのこと。
「芸術の持つ、人々に感動を伝える力」の存在を強くアピールされました。
冒頭には「アメージンググレイス」、最後には「アヴェマリア」の生演奏がありました。中継なので音の厚みは感じられませんでしたが、いつか生演奏を聴きたいと思いました。
・「命そのものが音楽にならなければ、演奏家の意味が無い」
・「演奏は人間を着飾ることはできない」
・「自分が無になり、意識を飛び越えて演奏し、観客と一体になる瞬間がある」
☆ずっと音楽と向き合ってきた人の言葉ならではでした。深い。
後編に続く・・・。
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