【映画鑑賞】2014-17.「憎む」ことより「愛する」ことを学べ〜「マンデラ 自由への長い道」 [映画感想]
☆昨年より人種差別をテーマにした映画を見てきました。「42」「大統領の執事の涙」「それでも夜は明ける」など・・野球選手、執事、奴隷・・それぞれの立場で差別と戦い続けた人々にも感動しましたっが、今回は政治体制そのものを変えた人の物語。
☆戦い、憎しみあう、同じことを繰り返すのではなく、相手を赦す。「夢物語」だと否定し、相手と妥協するのではなく、その考え方と戦い続け「夢」を実現する・・・。
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テレビ演説の場面で、取り出したのは殺された黒人の仲間からもらった手紙。そこには「武器をくれ」とあった…、しかしマンデラの答えは「平和」。「聞きたくないことだろうが、リーダーとして間違っていると思う事は、間違っているという。」そして人々を「平和」へと導こうとする。強い信念です。
アパルトヘイトは、人種同士の対立。と言うよりも、一方的な差別。それは、黒人同士の考え方の対立をも引き起こす。マンデラは子供達や次世代へ、憎しみを残す事に対して「戦う」ことを選ぶ。憎しみのためではなく、「正義」のために、「自由」のために、戦う。
☆「赦す」事が、「未来」の平和のため。 憎しみ、悲しみの時の顔が一番醜い。
エンドロールの、子供に対するマンデラさん本人の笑顔が、心地よい。 子供に対する笑顔が一番自然。ボクシングやってたのか 女好きなのも人間らしい、監獄内でも身体を鍛えて居た。
「生まれながらに肌の色のせいで、他者を憎む者などいない。人は憎むことを覚える。ならば、愛することを学べるはずだ。なぜなら、愛というものは人の心にとって、ずっと自然だから」
「学ぶ」=「真似する」。周りが愛すれば、自然と子供たちも愛するようになる。大人達の行動が次世代の行動を決めるのですね!
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