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【映画鑑賞】2014-20 .あなたは、ストーリーのからくりに気がつけるか?・・「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 [映画感想]

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オール・ユー・ニード・イズ・キル - 作品 - Yahoo!映画

☆ズバリ、アイデアの勝利!とも言える映画でした。


☆時間の「ループ」という素材をモチーフにし、主人公の死でストーリーがリセットしても、同じ場面から始まるので、話の流れが途切れず、どんどん物語の世界に引き込まれていく。

 話の進行に合わせて、人生のリセットと場面の切り替えのテンポがだんだん早くなっていき、いつの間にか、我々のほうがストーリーのテンポに追い越されしまう・・・


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☆もっとも、それに気づいたのは、この感想を書いているときですが・・・。最初は主人公と同じ立場だった観客が、いつの間にか主人公と行動を共にするヒロインの立場になっていたのです。(廃墟のシーンあたりから・・・)

 うまく説明できないので、この感覚はぜひスクリーンで鑑賞・体感してみてください。


☆主演のトムクルーズは、最初は「優男」で登場するが、どんどんたくましくなっていくのがカッコイイ!死ぬ度に鍛え直し、訓練の最中に怪我を負う度ごとに、銃で頭を打ち抜かれ強制的にヒロインにリセットされてしまう場面は、なんだかかわいそうでしたが・・・。


☆日本人の原作だけにとどまらず、メカニックのデザインもどことなく日本のアニメの影響を受けているように思われるのは考え過ぎかな?


☆地球人の心理を操り、世界を少しずつ蝕んでいく。何度も敵の罠にはまりながらも、「経験値」を高めるという武器で次々と「自分」という「駒」を前へ進めていくストーリーは、ゲームの主人公をコントローラーで操っている自分が、また外から操られているようにも感じられ、ゲームのゲームといったところでしょうか。


☆もしこの映画のように、コンピュータゲームのように、何度もリセットできる人生なら、自分はいったいどこでリセットするだろう・・。



ただ、ラストのオチと「なぜ、そうなるのか?」が、ストーリーの勢いで強引に押し切られたようでしっくりこない。よって☆3.5/5

最後までお読み頂きありが当ございます! 


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