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311-9. 【読書感想文】あなたの目標は賞味期限が切れてませんか?〜「この方法で生きのびよ! ―沈む船から脱出できる5つのルール」#感想部 #rvpl [読書感想文]

 

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(年間50冊の進捗 50冊/365日×331日目(11月27日)ー9冊目=▲36.34冊)#mhks(本)


この方法で生きのびよ! ―沈む船から脱出できる5つのルール

この方法で生きのびよ! ―沈む船から脱出できる5つのルール

  • 作者: 鈴木博毅
  • 出版社/メーカー: 経済界
  • 発売日: 2015/08/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

・本書のテーマは従来のビジネス書が描く日常の仕事の効率化とは違います。私たちが見逃してきた「大きな変化」に飛びつき、「成功へ活用する」ことを狙います。

・私たちの乗る船が氷山に激突したとき、冷たい海に投げ出される側になるか。

 それとも、巨大な氷山に飛び乗り、時代のチャンスを掴む新たな突破者になるか。

 せめて、船が沈む前に、自分用の新たな浮き輪を見つけておきたいのものです。それが、成功をもたらす黄金の浮き輪なら、なおさらです。(p10)


☆もうすぐ、1年が終わります。時間の流れるのが、年々「速く」感じるようになりました。時代の流れも大きく変わってきました。

 今までの勝ちパターンが通用しなくなってきており、常に新しい事にチャレンジし続けなければ、仕事の成果もあげられない。

 でも、「どんな」新しいことにチャレンジすれば良いのか? その方向性だけは、しっかり持っておかないと、それこそ「冷たい海に投げ出され」て漂ってしまいます。

 私たちが見逃してきた「大きな変化」とは? 来年の目標を立てる上で参考にするため読んでみました。 


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●「代替」

 ・代替は時に、目に見えず広く進行する。

 ・あなたが生き残り繁栄するためには、常に新しい役割を追求し、生存範囲を広げていく必要がある。(p65)

☆この本では、「大きな変化」を5つに分類し、実例を交えながらそれぞれの解説をおこなっています。

 1番目は「代替」。古い物が、新しい物に「代替」されること。

 時と共に、商品だけでなく、自分自身も取って変わられる。それを避けるためには「自分自身」が新しい自分に変わり続けなければならない。 

 何年か前に、自分が人生に躓いたとき、このブログを始めた。次々と変わり始めた「インターネット」の世界で多くのことを学び、人と出会い新しい自分を作り上げてきたが、最近はまた「停滞感」を感じている。そろそろ「新しい自分」に変わる時なのだろう。どうやって? 


●「新芽」

 ・「目標をあまりに固定した努力は、むしろ有害でレジリエンス(復元力)を破壊する。」(p97)

 ・賞味期限切れの目標を握りしめ続けて、目標と一緒に没落しない。

 ・目標の固定ではなく、目標自体の試行錯誤こそレジリエンスを増幅させる。(p100)

☆自分の目標「自分が変わるために、本を読んで、そこから学ぶ」。この目標自体は変えない。変えるのは「どんな本」を読むのか、「いつ」読むのか、そして「何を学ぶ」のか。

 いつの間にか、人の勧める「面白そうな本」が読まないまま、どんどん溜まってしまっていた。「いつか読もう、いつか・・」と。

 本を読む事は、目標を達成するための「手段」だったのに、それ自体が「目的」になってしまっていた。

 自分の中で、いつの間にか「目標」が賞味期限切れになっていたのだ。

 どんな「新しい自分」になりたいのか?


●「非常識」

 ・時代の変化そのものは、多くの人たちがともに体験します。焦点は単に「体験する」のではなく、「次の世界観の中」で主導的な役割を果たせるかです。(p122)

 ・非常識は新たな目標と世界観をたずさえ、4つの鎖に縛られる物を駆逐する。

 ・新たな世界観への飛躍には、鎖を打ち破る策が不可欠である。(p139)

☆4つの鎖とは、「古い知識、方法」「古い目標、技術」「古い人間関係」「古い制度」

 本書では、戦国時代の例を挙げ、「織田信長」・・・ではなく「黒田官兵衛」を取り上げています。

 大河ドラマでも印象的だった、秀吉に決意を促す一言「ご武運が開けましたな」。

 信長の家臣であるという「常識」を覆し、秀吉が天下をとるという「非常識」な目標を自覚させる一言でした。

 

 「新しい自分」を再設定する上で、一旦4つの鎖を外し、非常識な「ありえない自分」を設定してみよう、そこから「方向性」が見えてくるかもしれません。


●「拡散」

 ・拡散=これまで存在しなかった場所に、それが広がること(p144)

 ・現在の日本企業では「与えられた仕事をする人」は余ってます。仕事がない職場に、余剰人員は単なるコストです。

  一方、「仕事を新たに創れる人」は、どの企業も喉から手が出るほど欲しい人材です(p168-169)

☆「仕事を新たに創れる人」になるためには、まず自分で一通り経験しないとなれないでしょうね。できもしない「夢」を語るのは誰もができるが、それを具体的に落とし込み、周りを巻きこんでいくのは、自身の意思と、計画立案、実行力すべてが必要ですから、そりゃ誰もが頼りにするでしょうね。

☆非常識な「ありえない自分」を設定するためには、今まで自分が行かなかった場所、会わなかった人を考えてみよう。意識を「拡散」させてみよう。


●「増殖」

 ・もともと人間や組織は簡単に変わることができず、単に人を集合させただけでは人数が増えるほど非効率です。変化を止める均衡の現象が働いてしまうからです。

  世界を覆い尽くすためには、「均衡を打ち破る」特殊な構造が不可欠であることがわかります。(p186)

 ・ウィルスは広く増殖するため、種の壁を超えて、新たな宿主に入る鍵を何度も変える実験をする。これは企業の生存対策に酷似している(p195)

☆人は、新しい出来事が起こると、最初は変化を楽しむが、同じことの繰り返しでは、だんだんと「飽きてくる」。だから常に新しい「刺激」が必要だということ。 

 ん?だから自分にも「あたらしい目標」が必要なのか?「自分は変わるんだ!」と思ってしてきたことに「慣れて、飽きてきた」んだったですね。


・変化のために手段を変えるよりも、目標自体を変える時代の訪れを自覚すること。


【読み終えて】

☆まるで、ぬるま湯につかっているかのように、変化は乏しいが、心地良いような今の生活。

 すこし足を伸ばしたりして、遠いところに旅行したとしても、実はそこでの行動も普段と大きく変わっていない。

 大いなる「刺激」を受けるためには、意識して「自分」の目標を変えなければならない。例え自分が傷ついたとしても・・。

 人には復元力が備わっているのだから、きっと傷は癒え、さらに強くなれるはずですからね。

  こうして本から刺激を受け続けて、「新しい自分」を再構築して行きます。

 考えるだけでも、ワクワクした昔を思い出して。

 

 どうも久しぶりの感想文ブログは、ぎごちないなぁ・・。 


・人と違う選択をすることを過度に恐れる必要はありません。

  これまでとは違う目標を掲げるのに不安を感じることも無意味です。

  世界はそこまであなた一人の変化に関心を持っていないからです。(p207)

 ・変化を気にしているのはあなたであって、周囲であることは少ない(p211) 


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

こちらは「レビュープラス」さんからご恵投頂きました。いつもありがとうございます。  
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  • 出版社/メーカー: 経済界
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