【新聞ネタ】2016年「新成人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て [日常雑記]
一人で歩きなさい。
成人おめでとう。
今日から大人と言われてもピンと来ないだろう。
私もそうだった。大人なんかになりたくないという気持
ちと、大人って何だよ?と半分バカにもしていた。
(日本経済新聞 2016年1月11日(月・祝)掲載のサントリーの広告より)
☆成人の日、いつもの広告が掲載されました。
今年は暖かく、街も多くの人で賑わっておりました。
新成人は、1995年4月2日から1996年4月1日生まれの若者。
ああ、ということは 「Windows95」が発売された年に生まれた子供たち。
製品版!Microsoft Windows 95 PC-9800シリーズ対応
- 出版社/メーカー: Microsoft Software
- メディア: CD-ROM and 3.5" disk
IT革命は、そこから大きく動き出しました。
働き方も、生活もすべてが大きく変わりました。
そんなインターネットが当たり前の世代なんですね。
※2015年の「新成人おめでとう」のエントリーはこちら。
【NEW】2016年の「新社会人おめでとう」のエントリーはこちら。
しかし歳月は否応なしに私の前を通り過ぎた。口惜しか
ったり、妬んだり、逆上したり、もうダメだとあきらめ
たり、怒ったり、半ベソもかいた・・・・・・ともかく失敗だら
けだった。それでも何とか生きてこられたのは
さまざまな人の生き方に教えられ、学んだからだ。
そのことを今日の機会に話しておこう。
淋しいだろうが、一人で歩きなさい、孤独を学びなさい。
孤独を知ることは、他人を知ることだ。
苦しいだろうが、道を選ぶ時、ラクな道を選ぶな。苦し
い時間こそが人を成長させる。
辛いだろうが、自分だけのために生きるな。そうすれば
”品格ある生き方”とは何なのかがわかる。
人生は自分だけが出世、贅沢をするのが目的ではない。
金で手に入るものなどタカが知れている。
最後に何より大切なことは、元気で明るい若者でいるこ
とだ。元気に、口惜しがれ。明るく、泣きじゃくれ。
少し厳しい話だったが、大人の全てがそうじゃない。
怒って、泣いて、笑った後で、二十歳の乾杯をしよう。
二十歳の君に乾杯。
伊集院静
☆昨年もそうでしたが、伊集院さんは若者に向かって
「つるむな」「苦労を厭うな」「 品性を持て」と呼びかけておられます。
振り返ると、二十歳の時ってある程度、自由に使える「お金」と「時間」を持つ事ができ、親からの干渉を受けることも少なくなった年齢でした。
だから、多くの人とのつき合いが増える。
その時に周りに流されずに「自分」を保つことが、「孤独」という表現になるのではないでしょうか。
「孤独」であっても、色んなチャレンジをし、時には失敗に涙し、時には喜びに笑う。
今の若者は、デジタル環境での「お付き合い(SNSなど)」など、時代の新たなしがらみに、囚われていることもあります。逆に「失敗」もネタにして、みんなで共有しあえる時代でもあります。
☆世の中に、失敗したことのない人はいない。
変に知ったかぶらず、若さの特権である「元気さ」、「素直さ」を自分に閉じ込めず、突き進め!
誰もがその時は、恥ずかしく、悔しがったが、人はしばらく立てば「忘れる」ことが出来る。
ただ、それまでのやるせない気持ちは、一緒に飲む時に、心から「はき出して」しまおう。
だから、 新成人の皆様、おめで当ございます。乾杯!
よろしければ・・・
・2016年の「新社会人おめでとう」の記事はこちら
【新聞ネタ】2016年「新社会人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て:読 書 感 動 文:So-netブログ・2015年のエントリー
【新聞ネタ】2015年「新成人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て:読 書 感 動 文:So-netブログ
・2014年のエントリー
【新聞ネタ】2014年「新成人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て:読 書 感 動 文:So-netブログ[編集] ...
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【新聞ネタ】2013年「新成人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て:読 書 感 動 文:So-netブログ
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