【新聞ネタ】2016年「新社会人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て [日常雑記]
from「ぱくたそ」
挑め、燃えろ、新しい人よ。
新社会人おめでとう。
今日、君はどんな職場で、この日を迎えただろうか。
どんな職場、 仕事であれ、 そこが君の出発点だ。
(日経新聞 2016年4月1日(金)掲載のサントリーの広告より)
☆今年の4月1日は気候も暖かく、桜も満開でした。
しかし、関西に住んでる方はご存知でしょうが、昼前にスマホが一斉に大きな音を立てて鳴り出しました。
「緊急地震速報!緊急地震速報!」と・・・。
幸い、大きな被害もなかったですが、何とも波乱の幕開けの新年度でした。
それでは、いつもの、広告が掲載されたのでご紹介いたします。
※昨年の記事はこちら。
仕事とは何だろう? 働くとは何だと思う?
人間は誰でも、身体の中に、火をおこす石のかけらを持っている。
働くとは、その石を打ち続けることだ。
仕事とは、その火をかたちにすることだ。
その火は、人々に希望を与え、 こころをゆたかにするんだ。
今、私たちの社会はさまざまな問題であふれている。今までのやり
方では解決しないものだらけだ。 だから新しい人よ、 ユニークで、
まぶしい、 燃える君の炎が欲しい。
新しい発想、力は挑戦する中にしか生まれない。
挑め、 失敗してもあきらめるな。 さらに挑め。
困難に立ちむかう人間の中には真理がある。
自分だけのために生きるな。 仕事は誰かのためにやるものだ。
それが人間の品性だ。仕事の品格だ。
しかし本物の仕事は、辛いぞ、苦しいぞ、きびしいぞ。
それでも元気に明るく、笑って走るのが新しい人だ。
少し疲れたら、夕暮れ、こころを抱いてくれる一杯をやろう。
新しい人よ、君に乾杯。
新しい人よ。
君に乾杯。
伊集院静
☆冒頭部分では、昨年と同じく「挑め」。今年は加えて「燃えろ」
形だけ「挑む」のではなく、情熱を持ってがむしゃらに突き進んでいく。そんな意味を込めての「燃えろ」でしょうか。
そして「新人」ではなく、「新しい人」。これは、若者だけではなく、職場が変わった全ての人に当てはまるのではないでしょうか。
古い常識に縛られた職場を、「新しい人」がユニークな、熱い心で変えて行く。
元々いる人は内心「変えたい」と思っていても、自分からは言い出せないので、密かに「新しい人」に期待している。 そんな気持ちも込められた「挑め」なのかも知れません。
身体の中の石が、打ち続ける内に、小さくなってしまっているから。
新しい人の、大きな炎で未来を大きく照らして欲しいですね。
今年は、兄の長男が幼稚園に入園。とにかく元気で、よく食べます。未来が楽しみです。
彼が「新しい人」になるまで、社会人25年目の自分も、踏ん張ります。
ありがとうございました!
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・2015年の記事
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