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316-5.【読書感想文】「アイデア」を飼いならす方法とは?〜「複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考」#感想部 #rvpl [読書感想文]

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(年間30冊の進捗 30冊/365日×161日目(6月10日)ー5冊目=▲8.23冊)#mhks(本)

複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考

複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考

  • 作者: 石田 章洋
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2016/05/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

・インクルージョン思考とは

 複数の問題を一気に解決する、インクルーシブ(包括的)なアイデアを生むための思考法である。(とびら?)

・会議でアイデアが停滞しているときは、たいていの場合、まったくアイデアが浮かんでこないケースではなく、A案かB案かの対立で議論が進まなくなっているケースがほとんど。それぞれに問題点があるため、まとまらないのです。

 そこで、A案の問題点もB案の問題点もクリアするC案を、あなたが提出することで、問題が一気に解決した――。

 こう想像すると、どうでしょう。ワクワクしてきませんか?(p9)


☆確かに、なかなか答えが出ない問題は、「あちらを立てれば、こちらが立たず」で、みんなで「うんうん」うなってしまいます。

 そんな時に、「ふらっ」とやってきた人間が「こうすれば?」と「さらっ」と出したアイデアが、「なんで、気ぃつかへんかったんやろ」とごくごくシンプルなものだった事が多々あります。

 今回は、どうやってそんな「アイデア」が閃くようになるのか?をこの本から学びたいと思います。


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 ●インクルージョン思考への障害

・複数の問題を解決するインクルーシブなアイデアを考えようとするとき、最もやってはいけないこと、それが「妥協案」を探ることです。(p48)

☆ああ、自分もよくやってしまいます。むしろこの方が多いくらい。時間がないとき、面倒くさいとき、相手の立場が上の時など、「こちらが折れた方が早い」と思ってしまいがちですから・・・。だめだなぁ。


●ひらめきを生み出す 準備と4つの段階

①高次の目的を決めて旅立つ

②目的に従って材料を集める

③異なる分野の材料をつなげる

④手放して「ひらめき」とともに帰ってくる(p73-74)

☆①~③は、自らの意識と行動を起こすことで実施できるのですが、④は、いわば「神頼み」??伝書鳩のように、アイデアを飼いならすことはできるのでしょうか?


●「高次の目的」とは?

・「社会によい影響を与える」「誰かを助ける」「誰かを笑顔にする」「誰かと誰かを結びつける」「誰かに自信や安心感を与える」といったような、利他的でポジティブな目的を、できるだけ具体的に設定するようにしてください。(p82)

☆他人のためだから、真剣になれるんですね。自分のためになら、「妥協」してしまうのか、それとも「卑下」してしまう事もあるかもしれませんね。


●独創的なアイデアは 強制的に書くことで浮かぶ

スケジュールを決めて毎日、強制的にでもデスクに向かうことで、最終的にアイデアは降りてくるのです。(p91)

☆アイデアを閃くのも「習慣化」が大事なのですね。


●ひらめきを生む デフォルト・モード・ネットワークとは?

・後部帯状回と前頭葉の内側のあたりのエネルギー消費量が、課題をこなしているときに比べて増えていることがわかったのです。つまり、このふたつ(後部帯状回と前頭葉の内側のあたり)は、課題をすると活動が低下するのではなく、何もしていない、ぼーっとしたときにこそ、ネットワークが強まって、活動が高まるところだったのです。(p161)

人間はぼーっとしているときも、脳を使っていないわけではなく、同じようなエネルギーを、デフォルト・モード・ネットワークの活動に使っていたのです。(p162)

☆これが④の答えですね。自らの行動としては、「わざと」問題を頭の中から「追い出す」感じでしょうか?別の事に集中してもいいかもしれませんね。

 自分も「ウォーキング」しているときや、お風呂に入っているときなどにふと「アイデア」が降りてくる時があります。「考えていないようで、考えている」この状態に自分をもっていく、これが大事ですね。


●インクルージョン思考を磨く 7つの習慣

・書式や記録する媒体は何でもいいですが、共通して重要なことがひとつだけあります。メモを取るときは、必ず日付を入れておくことを忘れないでください。発想の流れが見えやすく、あとから情報を追いかける場合もラクになることが多いからです。(p186)

☆先ほどの「アイデア」が降りてくるときは、なぜか「机の前」ではないときが多い。頭の中で閃きが渦巻いているのですが、それはちゃんとした「カタチ」にはなっていない。少し時間がたつと「あれ?」となってしまう。だからこそ「メモ」が必要なのですが、案外その時の無意識の体験が引き金になっていることが多い。

 だからこそ「日付」が必要なのですね、できれば「場所」と「状況」も!


読み終えて:自分もいままで多くの「アイデア本」を読んできました。この本でも紹介されている、

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

  • 作者: ジェームス W.ヤング
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 1988/04/08
  • メディア: 単行本

 ヤングの「アイデアのつくり方」などですが、どうしても④の部分がわかりにくかった。

しかし、この本でようやく腑に落ちた感じです。

 そういえば、以前、どうしても会議などで、時間中に「アイデア」を出さねばならない時に、頭を切り換えて、まったく別の角度からの解決法がないか?問題を「遠くから」眺めるようにしたところ、突然すごいアイデアが閃いたことがあります。

 「手放す」とは、ミクロで捉えず、マクロで捉える事かもしれませんね。「インクルージョン思考」これ使えそう! 


・アイデアとは「世の中を変えられる、世界で最も平和な武器」である。(p203)

☆これもグッとくる言葉ですね!


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

こちらは「レビュープラス」さんからご恵投頂きました。いつもありがとうございます。  

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複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考

複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考

  • 作者: 石田 章洋
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2016/05/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
    企画は、ひと言。

    企画は、ひと言。

    • 作者: 石田章洋
    • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
    • 発売日: 2014/05/30
    • メディア: 単行本








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