【新聞ネタ】2017年「新社会人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て [日常雑記]
新しい情熱を待っている。
新社会人おめでとう
今日、君はどんな職場で社会人のスタートを迎えただろうか。
どんな仕事であれ、そこが君の出発点だ。
仕事とは何だろうか?
(日経新聞 2017年4月3日(月)掲載のサントリーの広告より)
☆今年も、いつものサントリーの広告が掲載されておりました。
桜の開花が遅れている本年ですが、逆に新人達と同じで、
これからが楽しみでもあります。
※昨年の記事はこちら。
私は、理想と、情熱で、獲得するものだと思う。
でも今の君に、理想ある仕事はすぐには見えないだろう。
汗を流し、逆風を進み、働き抜いて、ようやく見えるものだ。
しかし、情熱は、今日の君の中にもあるはずだ。
人を、モノゴトを、社会を動かす原動力こそが、情熱だ。
ひとつ アドバイスをしよう。
十人の人間に、十色の、十のかたちの情熱があるんだ。
その情熱は鍛え、磨き、時に叱咤(しった)すれば、情熱は育ち成長する
ものなんだ。そしてやがて君だけの情熱のかたちができてくる。
それが個性だ。個性は君が生きている証しなんだ。
実は、先輩たちは、君たちの新しい情熱を待っているんだ。
最初はガムシャラでもイイ。暴走に見えてもかまわない。
あきらめずにぶつかれば、いつか大きな壁を打ち砕く。
新しいかたちの、新しい温度の情熱で、未来を作るんだ。
失敗をおそれるな。辛苦に立ちむかえ。困難なものにむかう姿
勢にこそ真理はある。己だけのために生きるな。それが仕事の
品性であり、君の品格になる。
苦しいかって? そりゃラクなものは仕事にはないさ。
でも疲れたら、夕空を見上げて一杯やればいい。
新しい個性に乾杯。
伊集院静
☆冒頭部分は、昨年と同じ出だし、「仕事とは?」の問いかけも同じ。
だが今年のテーマは「情熱」。
その情熱は、みんな違う。それが「個性」だとも。
かつての金太郎アメ的な、個性のない会社人間に染まっていくよりも、
今の時代の新しい温度の情熱で、世界を変えていって欲しいと、呼びかけておられます。
体育会系の真っ赤な温度ではなく、クールな青い炎でもなく、長く燃え続ける事ができる最適な色を見つけて欲しいですね。
でも、世の中はまだまだ「旧世界」。さまざまな壁が立ちはだかっている、
無茶だと見られても、何度も何度も立ち向かえるのが「新人」の特権でもあります。
会社も、日本人だけでなく、多くの人種、言葉、国の人々と働くようになる、そうなるとますます
考えも柔軟な若い人の力が必要になってくるのではないでしょうか?
☆兄の子供としゃべると、とにかくその成長ぶりに驚かされます。
彼が「新しい人」になるまで、あと18年・・自分も、踏ん張ります。
ありがとうございました!
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