【新聞ネタ】2017年「新成人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て [日常雑記]
独りで、旅に出なさい。
二十歳、成人おめでとう。
今日から大人と呼ばれても、ピンとは来ないだろう。私もそうだった。
今、君は自分がどんな大人になるのか想像もつかないだろう。
どうしたら君の、自分なりの大人の姿が見えるだろうか?
☆いつもの新聞広告が掲載されていたので、ご紹介。今年の成人式にはこんな事件も起こりましたね。
晴れ着屋さんが、成人式の当日の朝になってドロンとは・・。
大人が信用できなく成りますよね。
伊集院さんが広告で、新成人に提案することは・・・・。
※昨年の記事はこちら。
そのためには、いろんなものを自分の目で見て、さまざまな人と出逢うことだ。
私の提案は、旅だ。それも若い時に、独りで旅に出ることだ。
日本でも、海外でもかまわない。一番安いチケットを買いなさい。金がなければ、
君の足で歩き出せ。自分の足で見知らぬ土地を歩き、自分の目で、手で、肌で世界に触れることだ。
どんな人がどんなふうに生きているかを見ることだ。
インターネット、テレビ、新聞、書物で知る世界とはまったく違う世界だ。
世界は君が考えているより広く、大きく、豊かで、また切なく、貧しくもある。
独り旅はまず、自分がまだ何者でもないことを教えてくれる。
自分の力で歩くことが、人生の、生きる基本ということを学ぶだろう。
若い時になぜ旅が必要か?それは若い新鮮な目にしか見えないものが、今の純粋なこころでしか獲得できなものが、間違いなくあるからだ。
旅に疲れたら、夕空を、星を仰いで一杯やればいい。
苦くて、美味い、旅の酒の味は、生涯の宝になるはずだ。
二十歳の旅人に、乾杯。
伊集院静
☆晴れ着屋詐欺の件、呆然とした新成人の方々を救ったのは、同じ晴れ着屋業界の人、着付けの美容室の人、役所関係、多くの人が何とかしようと手を尽くしされたとか。被害に遭った全員が救われなかったが、同じ「大人」でも、困った人を助けようとする人もいる。二度と起こってはならない事件だが、これを経験として人生に活かして行って欲しいと願います。
人のせいにするのではなく、知ったかぶりをするのでもなく、人のむき出しの感情や生き方に触れることで、対処の仕方を学び、大人になっていくのでしょうね。
20歳、まだまだ若い!もう無限とは言えないが、大きな可能性が残ってます。
経験を前向きに捉えて踏ん張れ!
もうすぐ50歳のおっさんより
・2016年のエントリー
【新聞ネタ】2016年「新成人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て:読 書 感 動 文:So-netブログ
・2015年のエントリー
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