【新聞ネタ】2018年「新社会人おめでとう」伊集院静(サントリー) の広告を見て [日常雑記]
高く、広く、大きな夢を持て。
新社会人おめでとう。今日、君はどんな職場に立っているのだろうか。
どんな仕事であれ、そこが君の出発点だ。
君は今、自分の将来の姿を、想像できるかい?それはできやしない。誰だって
(日経新聞 2018年4月2日(月)掲載のサントリーの広告より)
☆今年は1日が日曜日で、2日に掲載のいつものサントリーの広告。
桜の開花は、早まりもう散りかけたり散ってしまったりしてますが、
新社会人たちは、あまり早くから頑張らずに、ぼちぼちと行って欲しいですね。
今日も少し似合わないスーツに身を包み、研修なのか大きな荷物を持った若者の集団が、飲み屋に入っていきました。懐かしい・・・。
※昨年の記事はこちら。
皆そうだったんだ。君が、どんな学歴であれ、いかなる国の人であれ、今日
の出発点では、皆が平等に立っていることを覚えておいてほしい。
君たちは皆、素晴らしい何かを獲得できる可能性を持っている。
それがこの国の、この社会の、自由で、ゆたかな可能性なんだ。
ひとつアドバイスを、しておこう。
今、何かを獲得し、現役で汗を流している先輩たちは、百人が百通りのやり
方で道を見つけ、歩いているんだ。
ただその人たちには、ひとつの共通点があるんだ。
それは日々見上げている山が、乗り出している海原が、他の人より
高く、広く、誰より大きい夢を抱いているということだ。
若いくせに大きなことを口にして・・・・・・、そんな連中は放っておけばいい。
笑われてもいい。失敗してもいい。失敗の中にこそかがやくものはある。
最後に、君の夢はどんな色ですか。君に夢は皆を幸福にできますか。自分だ
けがイイなんて夢は卑しいんだ。
明治の時代、若き一人の男が言った。「やってみなはれ」そう、まずやって
みよう。その瞬間、夢は夢でなく、君の道となるだろう。
山は雲が、海は波が、辛い試練を与える。
でも疲れたなら夕暮れ、一杯やりたまえ。まぶしい明日に乾杯しよう。
まぶしい明日に乾杯。
伊集院静
☆今年は、なんだかひと味違う?
今までは日本人の新卒の新人に向けてのメッセージと無意識に思ってましたが、
「どんな学歴」「いかなる国」など、かなり「多様性」を感じさせます。
今はやりの「ダイバーシティ」なのだろうか?
でも舞台は日本。「この国の、この社会の、自由で、豊かな可能性」という言葉に表れている。
世界を騒がしている、お隣の国々とは違うと言うことだろうか?
はたまた、閉塞しているアメリカを意識しているのか?
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でも、後半はいつもの「伊集院節」 ですね!
今年は、昨年の連載でも取り上げていた「サントリー創業者」の言葉がさりげなく、入ってます。
「失敗」こそが成長の原動力。
出来ることしかやらないでいると、いつの間にかチャレンジャーに大きく抜かれてしまう世の中ですからね。
いまの世だけに限らないことだとは思いますが、若いからこそ「失敗できる権利」がある。
新人の失敗なんて、おじさんにとってはカワイイ物。
みんな通ってきた道。まずは何でも「やってみなはれ」
☆甥っ子がますますやんちゃに・・・とにかくその成長ぶりに驚かされます。
彼が「新しい人」になるまで、あと17年・・自分も、踏ん張ります。
ありがとうございました!
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