C22.「買いたく」させるヒント〜小阪裕司さんのセミナー報告 [勉強]
お客さまの「特別」になる方法 「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21)
- 作者: 小阪 裕司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/11/10
- メディア: 新書
・欲しいと思わない人は、「何故」そう思うのか?
>興味がないから? 景気が悪くてそんな余裕が無いから?
じゃあ、景気がよくなれば「欲しく」なるのでしょうか?
・消費者が購買行動を起こすまでには、二つの大きなハードルがある。
「買いたいか、買いたくないか」
「買えるか、買えないか」
我々商人は「お客様」の「買える、買えない」はコントロールできない。
しかし、買いたくさせる「買いたい」のスイッチを押すことはできる。
それが出来れば、「計画的」に商売ができる!
☆「買いたいのスイッチを押す」を実感させてくれる講演です。
スライドをうまく使って、「消費」を人間の心の動きから、どう行動へと移させるのかをテンポ良く話されてました。
・商店で一つの商品(単品)が売れる(ヒット商品が生まれる)と、店内の他の商品(類似品)も売れる。
・ヒット商品が生まれても、客数、客層が大きく変わるということではない。今来店している人が買ってくれてなかったということ。
☆逆にいうと、来店してもらっていても買ってくれてない。
目の前を通るお客様の「買いたい!」のスイッチを押してない。
・我々がすべきことは「市場創造」
・「買いたい、食べたい、飲みたい、欲しい」は必ずしも商品説明だけのPOPだけでは無理。
☆「値引き」ではなく、「お客様」の生活を豊かにするための「情報」を提供する。
・今は「欲しい」けれど「買えない」。
でも「欲しければ」消費者は節約してでも「買って」くれる。
・毎日来てくれる人を増やす。
無目的来店を増やす。
反復購買につなげる
必ず選択する店舗となる。
☆あの店に行けば、「ワクワク」する「商品」「サービス」がある。あるいは「人」がいる。
お客様と「絆」を作る、すると「仕事」も楽しくなる。
☆まとめ:みんなさみしい。
話を聴いて欲しい。
社会とのつながりを求めている・・・。
合理化も行き着く所まで来ている。
今は、乾いた雑巾を絞る「ドライ」なマーケティングではなく、
その雑巾を一度濡らして、「ウエット」な心情に訴えかけるのが求められているのですね。
☆実行すること:買ってもらえなくても、毎日足を運んでもらえる店舗にする。
ありが当ございました。
「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)
- 作者: 小阪 裕司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 新書
お客さまの「特別」になる方法 「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21)
- 作者: 小阪 裕司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/11/10
- メディア: 新書
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