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27.「知っているようで知らない 法則のトリセツ」を読んで [読書感想文]

(年間100冊の進捗 100冊/365日×101日目(4月11日)ー27冊目=▲0.67冊)
知っているようで知らない 法則のトリセツ

知っているようで知らない 法則のトリセツ

  • 作者: 水野 俊哉
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2009/02/26
  • メディア: 単行本






本を読みあさっていると、以前に読んだことがある内容がでてくる。

ビジネス書の同じジャンルの本だから当然なのだが、中には見方が違ったり呼び方が違ったりす。

「原理原則を知る」意味で、私が本を読むきっかけとなった(詳しくはこちら)水野俊哉さんの最新作で復習しようと思いました。


「桃太郎の法則」とは

・上司のタイプで自分の役割を決める(p21)

☆これは面白いですが、説明は長くなるので、一度ぱらぱらと読んで見てください。

 

・「ピグマリオン効果」という心理学の有名な法則があり、「無条件に信用されると人は良い成績を残す」(p36)

☆本書に紹介されているのは、実験によって明らかにされているものや、学問的な説明があるものを多くチョイスされてますので、安心して?実践してみようかなという気になります。この「ピグマリオン効果」も研修等でよく聞きました。

 

・「傍観者効果」ー上司の「みんなで頑張ろう」といった指示は、手抜きの温床となりやすい。(中略)

やはり役割分担と責任の範囲を明確にしたうえで、仕事を割り振らないと、誰も動かないのである。(p49)

☆「誰かがやるやろう」と思って自分も確かにしてません。そういえば応急処置の講習会でも誰かを助けるのに救急を呼んでもらおうと思えば、野次馬の中でも具体的に「赤いシャツの人、救急車!」と指示しなければ誰も動かないと教わりました。

 

・人は5人を介して世界とつながる「6次の隔たり」(p50)

・我々は知り合いの知り合いを5人たどると世界中の人とつながっている(p54)

☆素直に「ほんとですか!」とおもってしまいました。一度実験してみたいですね。

 

・エメットの第1の法則ー仕事を先延ばしにすることは片付けることより倍の時間とエネルギーを要する。

・エメットの第2の法則ーグズの原因の1つは、完璧さに対するこだわりである。 (p64)

 

・「危険なほうを選べば、すべて正解だ。」(p117)

☆人はどうしても無難なほうへ、穏やかな表現のほうへと道を選びがち、危険なほうを選んでしんどくても途中でいやになっても、後になれば良かったと思う・・・。「危険なほうを選ぼう!」

 

・食事をともにした相手に心を許しやすい心理傾向を「ランチョンテクニック」という(p172)

・人から情報を収集する際には、短時間で情報を交換したければランチにして、人間関係や業界の裏話を収集するなら夕方以降にしたほうがいい、ということになる。これが「サーカディアンリズムの法則」(p173)

☆たしかに、昔上司によく昼飯を付き合わされました。ただそこで仕事以外の事を話して、お互いの心を開いていくことで、繋がりができましたね。

 

・「電通 鬼10則」にも「6 周囲を『引き摺り廻せ』 引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地の開きができる」

・周囲の評価ばかりを気にするより、プラス思考で自分に自信を持って生きたほうが、人生はうまくいくのである。

(p194)

☆「引き摺り廻せ」という表現なほどできればと時々思います。

 

・「学習性無力感」ー劣悪な職場環境でも体を壊すまで働き続けたり、無力感から社会的な引きこもりになりやすいのである。

ところが、この状況を「学習性無力感」の法則から考えてみると、本人が勝手に無力感を感じているだけで、前向きに考えれば、他の人々が騒音から逃れられたように、脱出法は見つかるはずなのである。

(p209)

☆その状況にいる間は思考が停止してしまって、そんなこと考えもしてないのです。体を壊したり、大きな失敗をしたりしてはじめて気がつく。

できれば、その前に気づきたいものですが・・・。

 

・論理療法は、ABC理論がベースになっている。Aという現象によってCという感情が引き起こされた場合、その間には必ずBというビリーフ(思い込み)がある(p215)

・約束をまったく守らない相手に悩まされたことがあった。(中略)「〇〇さんをうらまない。お願いですから約束を守るようにしてください」とノートに書いてみた。

(p216)

・きっと私に「投影」されていた相手の感情が、書き換わったのだろう。(p217)

☆自分の「思い込み」を変えることで「気持ち」「行動」まで変わり、相手の行動にも大きく影響を与える。自分次第ですね。

・安藤俊介氏の『アンガー・マネジメント』(大和出版)は日本では数少ない「アンガーマネジメント」について解説する一冊なのだが、このなかに怒りを「見える化」する仕組みとして「アンガー・ログ」という方法が紹介されている。(p222)

☆「怒り」の「見える化」、冷静になって自分を見つめ直すことができ、感情に振り回されることが少なくなってきそうですね。

 

☆自分なりの答え・・いままで読んだ本に書かれていたことをあらためて復習することができたが、やはり「読んだのに、忘れている」・・・。

と言うことは、読み続ける、自分の身につくまで実践し続ける。同じような刺激が多ければ多いほど脳細胞の結びつきは強くなるのだから。

地図や年表などのレファレンス本の「法則集」として手元に置いておきます。

 

ありがとうございます!

 

今度読みたくなった本

EQリーダーシップ」ダニエル・ゴールマン

「いまやろうとおもってたのに・・・」リタ・エメット(光文社知恵の森文庫)

「世界一やさしい問題解決の授業」渡辺健介 ダイヤモンド社

「成功の9つのステップ」(ジェームス・スキナー 幻冬舎)



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