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35.「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」を読んで [読書感想文]

(年間100冊の進捗 100冊/365日×119日目(4月29日)ー35冊目=+2.397冊)
どんな仕事も楽しくなる3つの物語

どんな仕事も楽しくなる3つの物語

  • 作者: 福島 正伸
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 2008/03/28
  • メディア: 単行本






時々自分は何のために仕事をしているのだろうと思う時ある。また、何かわからないが漠然とした不安や不満を感じるときもある。今やっていることは何のため?お金のため、生活のため、家族のため、自分の満足のため・・・、

・つまらない仕事はありません。仕事をつまらなくする考え方があるだけです。意味のない仕事はありません。意味のない仕事にしてしまう考え方があるだけです。(p8)

 

前半の3つのお話は短いものですので、ここでは取り上げません。ぜひ本書を読んでみて下さい。

特に1番目はホロッときました。

 

・仕事が感動に変わる、五つの心構え

 1、仕事の意味を考える

 2、ものごとを前向きに受け止める

 3、自己原因で考える

 4、自己の可能性を信じて、自分らしくやる

 5、目指すことを、あきらめない

 

・仕事には決められた役割があったとしても、決められた意味があるわけではありません。そこに関わる人が、その人にとっての意味を付け加えていくことが自由にできるものなのです。

 

 仕事に意味を見いだすヒントとして

・「この仕事によって、誰が喜ぶのか?」

・「この仕事がないとすれば、会社や社会はどんな問題が起こるのか?」

・「この仕事で、感謝されるようになるためには、どのように取り組めばいいのか?」

・「この仕事に、取り組む自分の姿を、子供達が見てどう思うのか?」(p61ー62)

☆やらなければならないと追い立てられて、「これはいける!」と言う自分中心の視点しか無かったように思い返しました。でも、仕事はやはり喜んでもらうことが一番ですね。

 

・チャンスにできない出来事はありません。チャンスにしなかった人がいるだけです。(p64)

・次のチャレンジは、常に過去最高の成功確率なのです。(p65)

☆失敗から学べば、確率的には常に上に行くはずです。何ですが・・。

・問題が起きた時こそ。自分の考え方を試すチャンスです。(p70)

 

・どうして私たちはあきらめてしまうことがあるのでしょか?

それは、私たちはあらかじめ、「あきらめるところ」を決めているからなのです

・はじめる前の段階で、人によって、いつあきらめるかが決まっているのです。ですから、あきらめないためには、はじめる前にあきらめないことを「決意」しておくことが必要になります。(p92ー93)

☆確かに落とし所を決めてから、物事に取りかかりますが、それは「目標」ではなく「あきらめ所」のことです。ズバリと言われてしまいました。

 

☆疲れた時に短時間で読める本。自分の今までを振り返り、もう一度やる気を出すための「心の風邪薬」のような本でした。

ありがとうございました。


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コメント 1

きゅんぱち

モチベーションアップの指南書と言ったところでしょうか。
モノを見る視点のとり方、気持ちのもちようですよね。
モチベーションアップと言いますと、いかに自分の心の中に「必然」を持たせることができるか、が大きくコトを前進させる重要なファクターであるといわれてますよね。
逆にこれが無ければ、いくらノウハウやハードウェアに人脈まで恵まれていても、ポシャってしまうことって往々にしてよくあることですからね。
by きゅんぱち (2009-04-29 13:38) 

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