41.考具―考えるための道具、持っていますか? [読書感想文]
・「夢見るチカラ、カタチにするチカラ」
・夢を見るだけ、つまりアイデアや企画を考えるだけでは不十分で、現実の業務というカタチにするまで、やる。(p20−21)
☆夢を見える「カタチ」にするのも、考えるうちなんですね。
「アイデア」とは?
・「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
・私はこの考え方に出会ってから、とても気が楽になりました。宙から取り出さなくても、十分に新しいアイデアは生まれる!
・「新しい」をどう理解するか(中略)少しだけ新しくても、「新しい」のです。
・「アイデアは企画の素である」(中略)したがってアイデアに完璧さは不要 (p25−27)
☆肩の力を抜いて、気を楽に取り組めば良いのですね。
・人間はなぜか評価する力だけは備わっていますから、何も考えてなさそうな人でもあなたの企画の良し悪しを、悔しいかな結構的確に指摘します。(p34)
☆逆に言えばいちばんお客さまに近い意見で、本来はもっとも知りたい意見だと素直に受け止めよう。
・情報が入る→アイデアを広げる→企画にまとめる 拡げて絞る。これが頭の動き方の基本原則
・新しいアイデアが既存のアイデアの組み合わせだとしたら、既存のアイデアはたくさん知っていた方が有利です。チャンスを逃さず、吸収しまくりましょう(p35)
・考具 その1 カラーバス バスはBATH。色を浴びる、ということです。(中略)見えるから見る、へ (p44)
・カラーバスは、注目する視点をいつもと違うジャンルで絞ると発見の幅が広がることを教えてくれる考具 (p50)
・考具 その4 「七色いんこ」 演じてみる。(p69)
☆よく言うお客さま目線ということですが、実際に「しゃがんでみる」とコンビニの棚も子供目線には子供向けの商品が陳列されてますね。
・しつこくて恐縮ですが、アイデアを出すことと、アイデアを選ぶ・判断することを別にしておくことを意識しておいてください。(p122)
・タイトルの文字を大きくする、なんて一見どうでもいいと思えるところにもこだわるべきです。人間は生理的に「大きい=重要/小さい=重要でない」という先入観で見てしまうもの(p136)
・考具 その13 オズボーンのチェックリスト 行き詰まったらこれ。迷路脱出のための処方箋
・アイデアのヒント・要素は作り出すのではなく、探す・見つけるという捉え方の方が正解です。そして組み合わせ方。(p147)
・考具 その15 5W1H 基本中の基本。まずは5W1Hで条件固め
・これを「アイデアを企画に落とすための考具」として捉える(中略)5W1Hを詰めることでアイデアが企画として結実していく。また問題点も明らかに。(p163−172)
・考具 その17 ビジュアライズ 企画は必ず「絵」になる。立体的に考えてみる。
・ビジュアライズは企画化作業の奥義かもしれません。絵にさえできてしまえば、5W1Hに整理することも簡単だし、タイトルだってつけられそうです。(p178−p181)
☆企画に落とす段階では、より「ミエル」化するための考具として使う。
・考具 その19 企画書 最後に清書。誰が読んでもイメージをつかめるように
・読んだ人がビジュアライズできるかどうか、に配慮してあげてください。(中略)自分が描いている「絵」と相手の「絵」が同じになったら、あなたの企画書とプレゼンテーションは大成功です(p188−190)
・考具 その20 アイデアマラソン 仕事に生活、社会問題。せっかく出したアイデアは、こっそり記録しておく
・細々とでもアイデアマラソンを続けていると、モチベーションが高まる効果があるみたい。(p198)
☆レコーディングダイエットの記録と同じ効果ですね。「継続は力なり」
・最後に本当のアイデアマンになるための近道をこっそり。(中略)「わたしは、〇〇〇に考える人」の〇〇〇を埋めてください(中略)〇〇〇を埋められる、とはあなたのゴールイメージが決まるということでもあります。(p232−233)
・ここまでこの本を読み進めてくれたあなたにとっての最大の問題は、「読んで、分かって、やらないこと」。
☆自分なりの答え・・・・上記の一文に尽きます。「実行、実行、実行」あるのみ何ですけど・・・とにかく「実行」します!
ありがとうございます。
yukioさんへ
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by yukio (2009-05-18 18:40)