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56.「リーダーになる人の たった1つの習慣」を読んで [読書感想文]

(年間100冊の進捗 100冊/365日×208日目(7月27日)ー56冊目=▲0.986冊)
リーダーになる人の たった1つの習慣

リーダーになる人の たった1つの習慣

  • 作者: 福島 正伸
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2008/10/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





・「人が動き出す」にはたった一つの要素があればいい・・・(帯カバーより)

自分はいままで、いわゆる管理職という立場で、人を評価することはなかったが、

仲間として同僚として、指導することはあった。

自分の仕事は「人に気持ちよく働いてもらう」環境や、雰囲気などをつくる事だと思っています。

それでも日々人間関係には悩まされます・・・。

・成功者から学ぶべきことは うまくいかないことを なぜあきらめなかったのかということである(p8)

☆どんな気持ちで続けることができたのか、その時の心理状態、周囲の状況など自分に当てはめる事ができれば、そういう風に自分を持って行ければ、自分のモチベーションが維持できるのでしょうか。

 

・「上司、部下の関係で言えば、上司には、人を動かす権限があると思うのですが」

 「上司が持っている権限とは、部下よりも先に困難に挑むことができる、という権限だよ」【中略】

 「人は、権限で動くことはない。もし動いているようなら、動いているふりをしているだけだ。見てなきゃサボるね」(p53−54)

☆確かに自分にも経験があります。はいはいと「動いているふり」だけして誤魔化していました。そうでもしないと自分の心身ともにやられてしまいます。気をつけましょう。

 

・部下が動いてくれなくても 上司は部下を信じ、そして自分を信じて 行動し続ける(p68)

☆「率先垂範」これほど自分に厳しく難しいものはないです。

 

・「人を育てるというのはね、人をやる気にさせることだ」(p76)

☆私の理解は 「仕事のおもしろさを伝えていく」 ということと捉えました。

 

・厳しい言い方になるかもしれないけれど、君は自分で勝手に限界を決めることで、初めから疲れる準備をしてたんじゃないかい。あきらめない限り、人生には成功しかないんだよ(p101)

☆自分で落としどころを決めてことに臨んでいると、それ以上になったとき、確かに簡単に挫けてしまいます・・・。

 

・「自分のことしか考えていない人間なんて、いないんだよ。相手がそう見えるのは、自分がそう見ようとしているからだよ。悪意があるように見える人間はいても、悪意しかない人間なんていない」(p116)

・人を変えたければ、その人を感動 させればいい(p117)

・満足感しか 知らない人は 変われない 感動を知って、自分が変われば すべてが変わる(p119)

☆例えは悪いですが、自分の料理がいちばん美味しく満足している人は、それ以上の工夫はしないから変われない。しかしものすごく美味しいものを食べて「感動」したら、世の中にはもっともっと美味しいものがあると自分を変えていくことができ、他の分野、たとえば器、や素材などにも感心を広げていくようになる。と言うふうに自分の経験で解釈しました。

 

・”店が信頼されるということは、スタッフ一人ひとりが、信頼されることに他ならない。店が信頼されるのは、その結果に過ぎない。”(p124)

☆店の信用があるから、お客さまは来てくれる。そこで育ったスタッフが次の人を・・・。またスタッフ一人ひとりが信頼されるから、店自体が信頼される。その繰り返しなんでしょうね。

 

・「仕事において、最高の報酬とは、まさしく感動だよ。私はこれまで、君達にたくさんのことを伝えてきたけれど、リーダーになる人に、たった一つ、習慣にしてほしいことがある。それは、人を変えたければ、相手を感動させ、一緒に感動する、ということだ。」(p160)

☆昔大学のサークルの先輩から教えてもらったことで未だに覚えているフレーズがあります。それは「感動のない人生は無意味である」というフレーズです。それを思い出しました。

 

・「人は罰によって、行動するふりをし、信頼によって、自ら行動します」

 「信頼とは、自分を変えることによって、相手を変えることに他なりません」(p164)

☆自分を反省し、「どうせどうせ」と自分を卑下せず、決して人のせいにせず、何があっても自分の努力が足りなかったと反省し、前向きに改善策を考える。

そんな人に付いていきたい。自分もそうなりたいです。

 

・すべての企業の崩壊は環境の変化によって起こるのではなく、変化する環境に対応できなかった内部の問題によって起こっているのです。(p168)

・人を育てるノウハウを「メンタリング」と言います。

・第一は、まず、自分が見本になること。相手がどうかではなく、まず自分が相手の見本になっているかどうかということです。(p169)

・第二は、相手を信頼すること。信頼とは、相手がどうかではなく、自分が相手をそのまま受け入れる覚悟ができているかどうかということです。(p170)

・第三は、相手を支援すること。支援とは、相手を楽にすることではなく、相手をやる気にさせることです。困っている人がいたとしても、ただ楽にするために助けるのではなく、困っている人がやる気になって、困難に挑んでいく勇気を与えるのが支援です。(p172)

 

・感動はテクニックだけで生み出せるものではありません。人と人との関係の中で生まれる感動は、そこにいる人の思いの強さによってもたらされるものだからです。(p174)

☆自分なりの答え:「感動」とは一番わかりやすい例えは「サプライズ!」である。どうやったら相手にインパクトを与えて喜んでもらえるか。その人のことを一生懸命に考え、喜ぶ顔を浮かべて演出をひねり出す。仲間だけでなく、お客さまでも同じですね。

「たった、一つの習慣」とはいえ、これはものすごくエネルギーが必要です。でも相手から自分も大きな力をもらうことでそれが周りに広がり、みんなで力を合わせて、相手を喜ばせる所まで広がれば、後は勝手に自分の力以上に感動が広がって行くのでしょうね。

人を信頼すること、自分が信じること、人の悪口を言わないこと。すべてが自分の成長の為と思うこと。

 

著者のHP↓

http://www.entre.co.jp/

 

ありがとうございます。



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インコのしっぽ

人の悪口を言わないこと、これは、私も心がけています。

招き猫のお名前、特別賞おめでとうございます。
by インコのしっぽ (2009-07-28 23:34) 

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