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160.「残念な人の思考法」を読んで〜絵空事では仕事は進みません! [読書感想文]

(年間100冊の進捗 100冊/365日×261日目(9月18日)ー60冊目=▲11.50冊)#mhks(本)
残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)

残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)







○ジャック・ウエルチの言葉
数字は出すけれど、価値を実践して居ない社員は愚か者である。愚か者は組織から排除する必要があり、しかもその理由を全社員に明らかにしなければならない。
・愚か者は組織に貢献する以上に害をなす。(p16)

・正しいプライオリティ付けでモノゴトを進めれば、その状況においてベストな結果が出る。
つまり残念は人とは、プライオリティ付けの「正否」「適否」を考えない人、あるいは見誤る人のことなのである。(p19)
☆成果を残していても、組織の中で一匹狼で、企業価値に貢献していない人▶例えていうと、仕事はすごくこなすのが早いが、無愛想な店員さん?

自分もかつてはそんな人だった様に思います。
自分でなんでもやって、成果も出してるじゃないかと・・・。

でも組織にとっては「残念な人」だったんですね。

正しいプライオリティの付け方とは?



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○システム化が進むことで、増える「残念な人」
・ほとんどの判断をシステムが行うために、今まで起こっていたくだらない問題が発生しなくなり、オペレーターは代わりが利く仕事になる。そのため、残念な人に「なってしまう」。もともと残念なのではない。「なってしまう」のだ。(p41)
・「こなす仕事」をやる人の割合が増えている。その点で、マネージャーにとっては、仕事の目的、意味を伝える力が、これまで以上に重要になってきている。(p42)
☆となると、マネージャーは仕事の全フローを知らなければならないし、自分でもこなせなければ、説明が出来ないのでは?
なんだか、これからのマネージャーはすごく業務量が増えていく一方の気がします。ますます大変だ!

○餃子の王将の伝票
・メニュー注文欄の横に、「車・自転車確認」というチェックボックスがあり、そこにレ点が記されていたのである。
・ちゃんと確認させる様式を会社としてやれるかやれないか、そこに大きな川が流れている。(p73)
☆こんな確認までしているのですね〜。注意書きだけですましている飲食店が多い中、このシステムは単純だけど、効果がありますね。しかも、あとでチェックできる所がすごい。

○テレアポブロックを突破する人とは?
「会うと得をする」、正確に言えば「会わないとチャンスを逃す」とこちらに思わせるような、上手に心をくすぐる戦略をとっている。さらに、実際に会っても「時間の無駄だった」とこちらに思わせないだけのものを持っている。(p113)
☆自分の会社にも売り込みの電話がよくかかって来るが、確かに何人かに一人は話を聞いてみようと思う人がいますね。
そんな人は、やはり商売につながるのです割合も高いです。

・(上司の)部下からの提案に対する返事は四種類しかない。
「わかった」「ロジックが違う」「考え方が異なる」「上司の考え方自体が間違っている」の四つだ。
・最高の最高がある。「元々の考え方自体が間違っていることを指摘してくれ、さらに新しい考え方を示してくれる部下」だ。
☆考え方が「間違っている」なんて指摘しようもんなら、うちの上司は・・・。お互いが素直になれれば良い仕事が出来るんでしょうけどね〜。

・履歴書も、志望する企業へのラブレターと言えるのではないだろうか。履歴書を提出する段階から、コミュニケーションは始まっている。(p160)
☆どれだけ自分を深堀できるか?そして、自分に何が出来るのか?
恋愛はお互い付き合ってみて、初めて見えてくる部分が多いけれど、会社の場合、先ずは「付き合ってもらう」ためにある程度自分を見せなくちゃいけない。それを文字で表現するのだから余計に大変だ。

○仕事は年下に頼む
・人間には「自分より年上よりも年下の人に対してのほうがモノゴトを頼みやすい」性質があることを否定できない。
・機能で競っている人は、いつか年下に負けるときが必ず来る。
(p176ー177)
☆これが現実なんですね。若さ以上の経験と、知識と人間としての生き様。のんべんだらりとしてたらあかんな〜。

・業績が落ち込んでくると従業員の意識改革が必要だと言い始める経営者がいる。(中略)うまくいったためしがない。
その理由はシンプルだ、。「意識がどうなると成功したか」のという定義自体がまず不可能だ。それに、意識は目に見えない。だから効果が測定できない。(p203)

目的「意識」を持つのではなく、目的を持つ。頭の中に置いておくだけでなく、紙に書く。そして、SMARTな行動に落とし込むのである。(p204)
☆「SMART」(具体的で、測定可能で、納得していて、実現可能で、今やるべきこと又は期限がある)
会社の中で、最初から「根性論」ではなく、具体的な仕事の進め方を教えてくれる機会って殆どないですね。


☆感想:「残念な人」にならない為に、「身体を動かす」前に「考える」。

ゴール(プライオリティ)から逆算する。そのゴールも実はたくさんある。
「求められている」ゴールをはっきり確認してから取り掛かる。


ゴール→「求められている」ゴール→「プライオリティ」づけ→行動計画→行動


今の時代、上司だからと言って、部下に「アレやっておけ」はもう通用しない。

仕事を振るだけなら、必要ない。


上司が部下に「どうしたらええと思う?」と聞いてきても、上司自身に答えがなければ、
「あんたはどうしたいねん!」とツッコミそうになる・・・・。

まあ、逆にいえばそんな上司はこちらでコントロールしてあげて、自分のやりたい方へ仕向けていけるのである意味「楽」かも・・・。


実行すること:物事の解決には、頭の中に中だけで考えないで、描いてみてほかに方法がないか、深く自分に突っ込んでみる。


この本は、「残念な人」の例がいっぱいで、そんなことがあるの?
と思うのですが、世の中こんな人達がいるから面白いんですね~
ありがとうございました。

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残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)

残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)

  • 作者: 山崎将志
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2010/04/09
  • メディア: 新書

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