4.「アイデアハック」を読んで [読書感想文]
成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内 (光文社ペーパーバックスBusiness)
- 作者: 水野俊哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/08/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
本を選ぶにあったて参考にしている『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内』からの1冊です。
サラリーマンが、仕事を始めるとき(新入社員や、異動になった時にその職場でのやり方があるはずなので)に本当はもっとこんな事を学んでからの方が、今後もっと効率が上がるのではないでしょうか? 仕事術の本を読むたびにいつも思います。
すぐに実践できる具体的な内容が多いのですが、
●「ケータイのストラップにペンをつける」(p18)
☆いつもポケットもペンを入れているのですが、やはり電車や飲んだ後でふとメモりたい時に限って、
ペンがない。早速ケータイとキーホルダーにつけました。
- ショップ: 京都文具屋
- 価格: 315 円
●「手帳に自分の辞書をつくる」(p77)
●「手帳に新聞や雑誌、参考文献の縮小コピーをひたすら貼ってあるだけの・・・」(p78)
●「必要な情報はすぐに出せるように「携帯」するという事
☆今はネットという調べれば、ほとんどがすぐにわかる時代ではあるが、それもパソコンのある所まで行かなければならないし、現場ですぐに調べて、また相手にすぐに見せられるのも紙の利点だと思います。
●「タクナビは部下ナビに通じる」(p93〜p94)
1.目的を明示する。
2.相手に合わせて自分の役割を変え、プロセスを提示する。
3.失敗事例を学びとして提示する。
●「さらにナビゲーションにおいて効果的なのは失敗を語ることです。(中略)相手の心に刺さりやすいのです。刺さる深さが違います。
☆うまい例えです。特に3番目は相手をたてながら自分の目的を果たす、まさに言い方一つです。
●「ボイストーンを変える」(p144〜p145)
「本を読んで内容を理解するだけではなく、平行してなるべく声を聞いてみるように心がけると、
その人の本質にグッと近づいた気がします。」
☆本当にその通りです。著者本人の声を聞くとよりその本が身近に感じられ、読んだ事のない本も読もうと気になります。
私は最近聞いているのがpodcastingで「booklovers」です。→http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/book_lovers/
●「話すときに『結論を先に言わない』」(p172)
「いいアイデアほど,一瞬,既存の考えとはズレがあったりするので、いきなり結論を言ってしまうと、
反論の集中砲火を浴びるからなのです。」
●「前提条件を確認してから結論を話す」
☆「悪い」内容の報告は「結論」を先に行った方がよく、「いい」内容の提案は「結論」を後出しにする方がいいのでしょうね。反対だと絶対上司におこられます。
●「メッセージに目を向ける」(p205)
●その感情的な側面ばかりに目を向けてしまうと、正確に人の思いを見抜くことはできません。
重要なのは、エクスキューションではなくコンテンツ、つまり感情よりメッセージやアイデア
そのもののはずです。(p206)
☆そもそも今の世代は怒られたというむき出しの感情に対する「耐性」が無いので、
どうしても自分の心の中のその「感情」の部分が大きく占めてしまうのでしょうね。
ただ怒られ慣れするのも困ったもんですが。
「ハック」とは職場で、受け継がれてきた「暗黙知」を誰にでもわかるよう「見える化」し効率を上げて行く物だと思いました。でも人間失敗しないと「身につかない」、自分もそうでしたから・・・。
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