19.「『脳にいいこと』だけをやりなさい」を読んで [読書感想文]
(年間100冊の進捗 100冊/365日×74日目(3月15日)ー19冊目=▲1.273冊)
昨年から人気の「脳」本。茂木さんの訳ということもあり、ベストセラーになった本ですね。
「脳にいいこと」とは?
・「脳をいかに活性化させて、幸せになるか」を決めるのは、たった「7つの要素」です。
1.ネガティブ思考の「大そうじ」をする。
2.プラス思考で、脳にポジティブな回路をつくる。
3.何事にも「愛情表現」を忘れない。
4.全身の細胞から健康になる。
5.瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる。
6.目標をもち、脳に眠る才能を開拓する。
7.つき合う人を選んで、脳にいい刺激を与える。 (P3~4)
・人間は「客観的な事実」より、「ちょっと楽観的に物事を見る」傾向があるのです。これは前頭葉を中心にした楽観的に物事を考える回路があって、その働きによるもの。(p6)
・「幸せそう」「楽観的」という状態になって、やっと働く脳の回路があります。これは脳のエンジンのようなもの。それがうまく回っていないと、脳にあるほかの回路も動いてくれません。(p7)
☆自分が楽しんでやっていることがうまく行くことを、脳の働きという視点で説明をされたのは初めてです。
・エネルギーの拡大を感じさせてくれるもの、開放感や軽さを感じさせてくれるものを絶えず目にする場所に掲げ、先ほど書き出した目標を書き添えておくのです。(p52)
☆目標などの文字だけでなく、イメージも。自分の中の幸せのイメージの「見える化」ですね。
・失敗は意識して水に流す。
・まずは自分を認めてあげてください。
自分を認めれば、押し殺してきた感情や過去の経験を受け入れて、あなたの奥深くに封じられていたエネルギーを解放することができます。(p74)
・「[自分に責任をもつこと]と、[自分を責めること]の区別ができたとき、人は初めて新しい選択ができます。そして本当に自分を認めることができるのですよ」
☆確かに。起こったことは仕方がない。「これからどうしたらよいか」を考えることが大事だと自分も思います。
・不快な経験は化学的に誇張されてうれしい経験より長く記憶に残ります(p86)
☆なるほどそのことを知っているだけでも自分で感情のコントロールが客観的にできます。
・私たちは生まれつき、ポジティブな考えや経験より、ネガティブなものの方を強く記憶に留める傾向があります。ポジティブな経験に対する脳のテフロン加工が、幸せな感覚を”はじいて”しまうのです。(p99)
・何事も意識すると、脳の中の「RAS(網様体ぶ活系)」を活性化させることができます。(p102)
☆いわゆる「カラーバス効果」ですね
・うれしいことを見つけたら、少し時間をとってそれを味わってみるーただ鑑賞するだけではなく、深く心に刻み、”感じる”のです。(p102)
☆テフロン加工が傷つくくらいまで、ゴシゴシこする!
・「ありがとうの儀式」のすすめ
・毎晩眠る前に感謝することを5つ書き出すことにしました。友人は3週間続けるようにと(p113)
☆朝会のネタに使わしていただきます
・「人の細胞は一日に1%ずつ入れ替わり、3ヶ月ごとに全ての細胞が入れ替わります」(p157)
☆やはり人間変化するには3ヶ月続ける事が必要ですか・・・。
・気持ちが落ち込んだときには続けて3日間、夜10時(できれば9時)には眠りなさい
☆ほんとに疲れたら勝手に眠くなります。
瞑想とはどういうものか?の問いに
・精神を少しずつすくうものではなく、精神の海に入って、日々そこに浸っているということなのですよ。(p177)
☆まさに自分の脳の中にどっぷり浸かるさまをうまく表現されてます。
・素晴らしい人間関係を保つための最大の武器は、ひと言「ありがとう」です。(p228)
・人をやる気にさせるもっとも効果的な方法は、具体的で誠実な褒め言葉によって「心のバケツを満たしてあげること」(p229)
☆先ほどの「ありがとう」の儀式と同じく、みんなでやってみます。
自分なりの答え
ポジティブ思考は「脳」の働きにも良いという事が、何となく科学的に説明されているのかなぁ~という感じでしたが、具体的に行動できることがたくさん載っているので、実践、行動してみます。
まずは、ブログを読んでいただいて、ありがとうございます!
脳に悪い事ばかりやっていそうですw
くじ貰っていきますね。
by 単騎 (2009-03-15 05:36)
この本読みたくて、図書館で予約したんですが、待ちが多すぎて諦めたのです^^;
こんな内容なんですねー!ありがとうございます。
ポジティブシンキング…なかなか出来なくて。私はかなり分厚いテフロン加工が出来上がっちゃってるみたいです(笑)
by Reny (2009-03-17 19:49)