62.「結局『仕組み』を作った人が勝っている」を読んで [読書感想文]
結局「仕組み」を作った人が勝っている (光文社ペーパーバックスBusiness)
- 作者: 荒濱 一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内 (光文社ペーパーバックスBusiness)
- 作者: 水野俊哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/08/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
・「仕組み」を自分で作り上げ、経済的・時間的な自由を獲得するか。それとも、この先ずっと「仕組み」の一部として働き続けるかーあなたは、どちらを選びますか?(P6)
☆そりゃ、「銀河鉄道999」の最後のように、機械帝国のネジの一つ、歯車の一つになるよりは「自由」を獲得したいです!と言うことで・・・
・「仕組み」とは一度作ってしまえば、自分はさほど動くことなく、自動的に収入が上がってくるシステムをいう。
・しかもそれは、「普通の人」が1人で、できる限り小資本かつローリスクで実現できるものでなくてはならない。(P36)
☆ホントにそんな事ができるのしょうか?というのが正直なところですが・・・。
「仕組み」を作っても、フォロワー(同じことをする人)が追いつけない理由
・理由のまず1点は、先に述べたとおり、近藤氏は過去のアルバイト経験があることから、コンサルティングにまで踏み込んで付加価値のある提案ができることである。
・もう1点は、これも前述したとおり、契約している多くの駐車所のホームページ作成も無料で行っている点だ。
実は近藤氏はホームページをただ作るだけではない。その後の修正や更新も含めたドメイン管理全体を請け負っているのだ。そうなると、完全に顧客サイトを囲い込んでいるわけで、ほかのポータルサイトは手の出しようがない。(P53)
☆顧客との関係作りができている点。自らの強みを活かすということですね。
インターネット・ビジネスでメルマガの広告収入という「仕組み」を作った例から
・ネタ切れの心配がなく、自分の特性を活かせるテーマを選ぶ。(P93)
☆ここでも、自分の「強み」を最大に活かす事が、1人でローリスクで行う為のポイント。
・「(前略)仕事は『働かなくてはいけないから働く』からつらいのであって、『働かなくていい状態を作って働く』となると、こんなに楽しいものはないんですよ」(P142)
☆自分のやりたい事だけができる状態、うらやましいですね。このブログも自分でやると決めたからには、更新し続けられます。人から命令された状態ではできません。
投資エンジェルともいうべき方からは
・いったいどのような視点から、投資対象者を選別しているのか?甲田氏は次のように語る。
「まずいきなり大きな金額を言う人、これは絶対ダメ。・・・・」
・また、ビジネスを始めるにあたり、全額を出資してくれと言う人もダメです。
・もう1点、甲田氏が重視するのが「苦労に耐えられるか」ということだ。(P166)
☆自分を知り、自分でまず努力する人、周りから応援されている人で無いと、どんなに口がうまくても頭が良くてもダメなんですね。
・さらに甲田氏は、「金儲け」よりも「人儲け」が大事、と独自の哲学を語る。
「お金だけ儲けても人を大切にしていなかったら、業績が上がらなくなったときにたちまち人が離れていき、立ち行かなくなる。
でも、『人儲け』をして周りに信用できる人が集まってくれば、自分がいなくてもビジネスがうまく回り、結果としてお金が儲かることにもつながるんです」(P168)
☆「人儲け」ー良い言葉を勉強させていただきました。
具体的なインターネット攻略方法として
・リサーチをかけるーSEO(検索エンジンの最適化)対策ツールの活用
・「キーワードアドバイスツールプラス」、「鬼キーワードアドバイスツール」などを選び、GoogleやYahoo!JAPANでのキーワードの月間検索回数を調べるのだ。検索回数が多いほど、ユーザーの関心が高い言葉であり、需要が大きいテーマであるといえる。(P191)
・Webサイトのページを作成するための言語であるHTMLの知識とスキルを身につけることである。(P192)
・タイトルでは、複数のキーワードを隣り合わせに並べて表記。表記の順番は検索数が多い順とするのがセオリーだ(P195)
・さらに、有効なSEO対策が、相互リンクだ。
Googleでは、第三者から多くのリンクを張られていることこそが最も有効なSEO対策である。相手のサイトが質の高いものであればさらにその効果は上がる。つまり質と量を兼ね備えた相互リンクが重要となる。
質の判断は、Google独自の指標であるPage Rankを見ればわかる。Page Rankはリンクの量と質の両面から0〜10までの11段階で判定する。(p197)
・逆説的に言えば、サラリーマンを続けながら、小さく始めるほうが「仕組み」は作りやすいということにもなるのだ。(P213−214)
・「なぜだろう」と常に自分に問いかけていると、何を見ても発想の回路が自然と回るという。(P222)
☆自分なりの答え:自分の強みを活かした商材、商売を見つけ、コツコツと売り出す。そんな仕組みを考えつつ、具体的にHTMLの知識を勉強してみようと思いました。
最初に個々人の成功例が語られ、その後ネットを使ったビジネスの具体的な「仕組み」作り講座が解説されており、こちらのほうもかなり勉強になりました。
公式サイトもありました。また続編もでてますので、興味を持たれた方はどうぞ御一読なさってみてください。
公式サイト↓
結局「仕組み」を作った人が勝っている (光文社ペーパーバックスBusiness)
- 作者: 荒濱 一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (光文社ペーパーバックスBusiness)
- 作者: 荒濱 一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ありがとうございます!
「仕組みを作って・・」
一人で(多分)って人いるみたいですよ^^。
by バロックが好き (2009-08-22 08:32)