93.「余命1ヶ月の花嫁」を読んで [読書感想文]
(年間100冊の進捗 100冊/365日×353日目(12月19日)ー93冊目=▲3.712冊)
・「若年性乳がん」と称されるこの年代の乳がんは「治るがん」とは決して言いきれない病気なのだ。(P33)
☆知りませんでした。乳房がなくなるとかそんな事は知ってましたが、治らない病気だとは・・・
・みなさんに明日がくることは奇跡です。
それを知っているだけで、日常は幸せなことだらけで溢れています。(P152)
・「生きてるって奇跡だよね。いろんな人に支えられて生きてるんだよね。もう私、元気になったらすごい人間になれると思うよ」(P186)
☆生きているのがイヤだとか、いっそこのままとか、ふと折れそうになるときはありますが、贅沢なんですね。
世の中には、生きたい!と思う人がいっぱいるのに。反省します。
☆あっという間に読んでしまいました。
後半は、知らず知らずのうちに涙があふれ出て止まりません。
愛する人がもし・・・、一緒に居てあげてできるだけのことはしてあげたい。そして一緒に笑って、泣いて、美味しいものを食べて、その思いを分かち合いたい。最後まで笑っていられるよう、励まして。
でも、励まされているのは自分のほうなんでしょうね。この本のように・・・。
どんな時も、きっと良いことありますように!
ありがとうございます!
私の父親は医師から肺がんで余命は3ヶ月と宣告されましたが、大好きだったタバコは最後まで吸わせていました。
by yanasan (2009-12-19 22:08)
これ、実際のドキュメンタリー番組の方を見たことがあります。
by ホタルの館 (2009-12-19 22:14)
アクセスしていただいている方へ。
ぜひとも、本書をご自身で読んでみて下さい。
そんなに難しくも、分厚くもありません。
でも、その人生は、ものすごく長くでもはかなかったように感じると思います。
あなたの愛する人がもし・・・・
そんな風に考える時、ひとは少しだけ弱く、でもやさしく、そして強くなれると思います。
ありがとうございます。
by yukio (2011-01-11 01:21)