102.「世界一シンプルな営業の教科書」を読んで [読書感想文]
・営業における最重要課題は、どうやって相手を説得するかということです。その答えをお教えしましょう。話すだけでは説得できません。質問することによって説得するのです。
・もう一つのメッセージは、営業のキャリアを積み重ねていくうえで誠実さがいかに重要かということです。(P12-13)
・管理者の直接の監督下になく、自分で時間の管理をしなければならない営業マンにとっては、決まった時刻に仕事を始めないということが成功できない最大の原因の一つなのです。(P59)
☆いつ開けるのかわからない店には集まらない、。開店時間(始業時間)を決めているから、1日のスケジュールが決められるんですね。
・私たちが解決策を提供する時は、商品を売っているのではありません。人はものを買うのではないのです。商品が生み出すものーつまりメリットとして知られているものーを買うのです。(P111)
巻末の和田裕美さんの補足では、
・相手をわくわくさせるプレゼンテーションとは、商品そのものではなく、商品購入後の効果や、そこから得られる新たな可能性や未来を伝えることです。(P166)
・メガネやさんはメガネを売っているのではありません。
視力を売っているのです。
☆私は「食料品」を売っているのではなく、「食卓の家族や友人たちの団らんや笑顔」を売っている。のです。
クロージングでは
・感情と論理を組み合わせるべきなのです。感情は見込み客に今すぐ行動を起こさせ。論理は購入後にそれを正当化させる力を持ちます。(P119)
・感情を論理に結びつけるための三つの質問を独自に考えてみましょう。(中略)
「~がおわかりになりますか?」
「~にご興味をお持ちですか?」
「~はいつが最適だとお考えですか?」(P122)
巻末の和田裕美さんの補足では、
・わくわく→正論→わくわくの順番が、感情→論理的→感情の流れです。(P169)
☆良いことばっかり言われて買っても、帰って気がつくと「あれ~、しまった~」ってことあります。しかし、それを見越して、いったん冷静にさせて、納得ずくで売るのがプロなんですね。
しかし、大阪のおばちゃんは手強い!
お客さんの反論に対しては
・忘れないでください。あなたの目的は、あなたがどれだけたくさんの反論に答えることができるかを証明するためではなく、商品やサービスが見込み客にどれだけメリットを与えられるかを証明することにあるのです。(P140)
☆ついつい感情的になって、自分の正当性を主張してしまいますが、「目的」は「勝つ」のではなく「買ってもらう」こと。当たり前ですがその時は忘れてます。
・アメリカでは「医者と弁護士とセールスマンを友人に持ちなさい」という、格言があります。それほど営業という仕事は
人から信頼され、必要とされる、ステイタスの高い仕事なのです。(P172)
☆自分なりの気づき:「店頭販売員」も同じ!商品を売るだけではなく、その背景にある「わくわく」の部分を提供しないと、お客さんも「買って良かった!」と思っていただき、続けて買いには来てくれない。
○「質問」することでお客さんの「ニーズ」を引き出し、情報を蓄積することで「好み」を憶えて、
次の提案に活かす。
基本なんですが、やはり日々の忙しさにかまけて忘れてしまいます。
しかし、定期的に本を読んで、気づき、再確認することで、また基本に戻ることができますね。
ありがとうございます!
新阪急ホテルで和田裕美さんのセミナーがあるようです↓
http://www2.hankyu-hotel.com/cgi-bin2/cms2/event.cgi?hid=19osakashh&page=plan&code=rU64g87g8L
毎日の生活で忘れることが多いので、
定期的に本を読むっていいですね〜☆
by pandan (2010-01-13 06:34)