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130.「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」を読んで〜「あほ」になるのは簡単なのだが、「バカ」になるのは難しい。 [読書感想文]

(年間100冊の進捗 100冊/365日×112日目(4月22日)ー30冊目=▲0.684冊)#mhks(本)
あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

  • 作者: 小宮 一慶
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2009/04/13
  • メディア: 単行本





・「Aはあたりまえのこと、Bはバカになること、Cはちゃんとやることの頭文字ですよ。つまり、ABCが大切というのは、あたりまえのことを、バカになって、ちゃんとやる。人生はそれが大事ということです」(P4)
☆先日、セミナーを聞いた小宮さんの著書。
その前に読んでいたのですが、お話の内容は「経営」に関してのことが多かったので、改めて本書をご紹介。


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・この世は「弱肉強食」の世界ではありません。
 「優勝劣敗」の世界です。(P44)
・自分もライバルも、お客さまに対してよい仕事をして、よりよいサービスを提供しようということになれば、切磋琢磨して市場を広げながら、どちらも発展していくことになります。自分もライバルも世の中も、よくなるのです。
・「この世は創造の世界である。優勝劣敗の世界である」ということに気づいた人が成功していくようにこの世はできている。(P45)
☆一つのパイを奪い合うのではなく、パイを大きくしてみんなに行き渡るようにする。「三方すべて良し」の世界。

目の前の仕事を本質まで掘り下げられるかどうかで、その道でプロになれるかどうかが決まります。(P65)
☆仕事を表面上の流れや手順だけでとらえるのではなく、意味を考えながら行うことで、動作が早くなり改善策も提案できるようになる。書類裏の細かい約款を読んでみること。

雑事を雑にやるのではなく、ていねいにやる。そうすることで、それは雑事ではなくなるのです。雑事を雑にやっている人は、結局、雑な生き方しかできない人になります。(P71)
☆雑にすると、トラブルが起こったときに、より多くの手間がかかる。そこで、反省して学べばいいのだが、「喉元をすぎると熱さを忘れる」。

自分のその仕事は生業か、労働か、天職か
・お金を稼ぐためにやるのか、仕事にもっと磨きをかけようと思うのか、その考え方・姿勢の違いが、人生の違いとなってあらわれてくるのです。(P102)
☆お金と為だけではなく、「笑顔」になってもらいたい、「よかった」と言ってもらいたいそんな気持ちで仕事をしています。「労働」が「天職」になるように。

・自分が死んだらどうなると思うか?(中略)
 自分が愛した人です。自分を愛してくれた人ではありません。ここが大切です。
 自分が愛した人の中に、私たちは生きつづけるのです。
・人から何をもらいたいかということより、自分が何を与えるかが大事だということです。(P129)
☆時々、相手に対して求めてしまう。しかし本当に愛する人だからこそ、「一緒に居たい」とかわがままになってしまうのだろう。人間はやはり弱い・・・。

あまりにもふつうで、あたりまえ。そのあたりまえな状態は、ふつうすぎて、そのすごさをあまり実感することができません。
 でも、あたりまえでいることこそが、じつは一番偉いことだということを、私たちはもっと自覚すべきです。(P201)


☆自分なりの感想:


「バカ」とは?
一般的に、思慮の前に行為が先走る、行為と目的とが一致していないことに気づいていない状態など、を指すものと思われる。
肯定的に扱われる場合
たとえば『空手バカ一代』のように、不器用ながらも一つの道を曲げずに歩き続けることで何らかのものを大成する、そのような姿をバカという例もある。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


普通のあたりまえのことを「まあ、いいか」と流して、それが積もり積もって、後になって大変なことになる。
「病気なって、はじめて健康の大切さを知る」のと同じである。
「生活習慣」でじわじわと蝕まれていく健康、しかし「当たり前」の「腹8分目」「早寝早起」「毎日の運動」など当たり前のことを続けることで改善される。

わかっているけれど、「楽」「楽しくてかっこいい」←→「しんどい」「格好悪い」なのである。

そこで「バカに」が大事になってくる。
「バカ」なら「格好悪くても」「つき合いが悪くても」周りからの目を気にしなくても済む。
自分の気持ちでも「バカ」だからこそ人の何倍も努力しなければならないと「覚悟」ができる。
でも、その努力が報われたときには「バカ」の意味が「肯定的」な方へ転換され「賞賛」へと変わっていくのだろう。

実行すること:「恥ずかしがらずに、バカになってみる」 「あほ」になるのは簡単なのだが、「バカ」になるのは難しい。

ありがとうございました。


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あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

  • 作者: 小宮 一慶
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2009/04/13
  • メディア: 単行本

タグ:小宮 一慶
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かずっちゃ

ワタシはバカなんですけど、まだイマイチ、バカに徹しきれていません(^^;
by かずっちゃ (2010-04-22 17:42) 

エコピーマン

私も 「バカになる」ことを会得できない 
普通が評価されない時代かな~と 感じています
あたりまえのことは なかなかできないのが人間だとも
勉強になります 
by エコピーマン (2010-04-24 01:46) 

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