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C13.「挑戦こそ人生」〜無酸素登頂トップクライマー小西 浩文さんのお話を聞いて [読書感想文]


生き残る技術 -無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意- (講談社+α新書)

生き残る技術 -無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意- (講談社+α新書)

  • 作者: 小西 浩文
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/12/22
  • メディア: 新書






いつも勉強させていただいている、「大阪ミドウスジ大学」の特別講演に行ってきました。

今回は、無酸素で8000メートルの山々に挑まれている登山家の小西 浩文さんの、力強くも、決して熱くなりすぎないお話を聞かせていただきました。

前半はスライドを見ながら、これまでの活動をご本人が解説、後半はもう1人のゲスト鳥居祐一さんとのトーク
そして、質疑応答へと・・・。



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○なぜ、山に登るのか?
・自分の限界をのばすため、仏教で言う「四苦(生老病死)」を乗り越えるため
 自分の「運」を大きくも、小さくもできる。

○身体だけではなく、心も鍛えるのは?
・心の容量を増やすことで、人生が大きくなる
怒りや妬みなどの感情に左右されると、心の容量を小さくする
・負の感情は、「人間力」を落とす。身体が「力んでしまう」ので、本来の力が発揮できない。
・感情は出てもいい!しかし、その感情を「消す」為の「忘れる」技術が大事。

・「負の感情」は「今、自分は負の感情を感じている。でもそのことで、人生を損している」と思うようにする。
・肉体を鍛えるのは、時間的制約があるが
 心を鍛えるのは、寝ている以外いつでも出来る

・「嫌いな人」も「一つの縁」
「来る人、来る人、福の神」と自分で自分の脳を「洗脳」する

☆「感情」を忘れるトレーニングと「知識」を忘れない為のトレーニング
 人が次のステージに上がるために必要な2種類のトレーニングがあるのですね。
 「知識」のトレーニングばかりに目が行きがちですが、「感情」のトレーニングって大事ですね。
 年を重ねる毎に身に染みます。

・人生の山は、急に登れば、ピークも短く、降りるときも急降下。
 緩やかにでも、着実にゆっくりと登ることでピークを持続でき、降りるときもなだらか。
・練習を真剣にせず、本番では「ちゃんとやる!」というのは無理。日頃から常に本気で取り組まなければ、本番でできるはずがない。
☆0.1mmの努力の積み重ねが、8000mの登頂につながる。


☆最初は、なんだか「?」な印象でした。
スライドに合わせて淡々と話をされるのですが、登頂が成功した時、パートナーが亡くなられた時、愛する奥様が急な死を迎えられた時、全部同じような調子で話をされる。

しかし、感情のトレーニングの話を聞いた時に、思いました。
小西さんは、強い自制心で、「喜びすぎず」、「悲しますぎず」、どんな時も心を「鍛えて」おられるのでは? 
決して、「クール」というわけではなく、心に太い根っこのような、ブレない芯があるのだと。

多くの仲間を失われた小西さんだからこそ、熱い情熱は表に出さず、しっかりと一歩一歩を着実に進むことが、「生きる」という「挑戦」ではと思いました。

「登山の名人とは、どんな理由があれ、五体満足で生きて帰ってこれる人」

ありがとうございます。



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生き残る技術 -無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意- (講談社+α新書)

生き残る技術 -無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意- (講談社+α新書)

  • 作者: 小西 浩文
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/12/22
  • メディア: 新書

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