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143.「いい仕事ができる人の考え方」を読んで 〜「何で 働いてんねやろぉ」と思った時には。 [読書感想文]

(年間100冊の進捗 100冊/365日×151日目(5月31日)ー43冊目=+1.630冊)#mhks(本)

いい仕事ができる人の考え方

いい仕事ができる人の考え方

  • 作者: 村山 昇
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2009/03/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






・あなたは「悶々人」か、それとも「快活人」か?(P2)
・こうした(疲・閉・重・暗)モードの人と、(活・開・軽・明)モードの人とのーこれはどこからくるのでしょうか?
・私はそれはひとえに、「働き観」を強くはっきりと持っているかどうかで生じるものだと思っています。(P3)
☆自分は仕事において、「前向き」な方だと思っているが、やはり時々、「これでいいのか?」と悩む時もある。
そんなときは今まで「ちょっと1杯だけ」と「いっぱい!飲んで」忘れてきた。
しかし・・・

・根本を見つめて自分の「働き観」を作らなければ、この先も、場当たり的に右往左往しながら働いていく状況から、脱することはできないでしょう。
☆(場当たり的・・耳が痛い)では、どんな風に「働き観」を作ればいいのか、本書は5つの切り口で「悶々」から「快活」へと仕事へのモードを導いてくれます。


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○疲から活へ
自分や環境を変えていくプロセスこそ、仕事の面白みであり、人間的成長でもあるわけです。(P21)
☆最初は誰でもうまくできるわけがない。「練習」して「コツ」をつかんで、始めて「自分なりの工夫」をすることができる。
 自分や環境を変えてみたいと気づく「時」。
 まだ「実力」が伴わず、「失敗」した事。
 周囲に「協力」してもらい、ようやく「成果」が出た瞬間。
 ここまで来て、初めて「苦しかったけど、面白かった」と気づくのだろう。

・ダイヤモンドは高価な宝石として取り引きされる一方、研磨剤市場においても日々大量に取引されています。前者は「財産」として扱われ、後者は「材料」として扱われる。(中略)
 では、この両者の境界線はどこにあるのでしょうか。それを一言で表せば、「代替がきくか、きかないか」です。(P48)
☆ダイヤモンドは色んな比喩に使われますね。
 ・「人ってダイヤの原石だから。ダイヤって、ダイヤじゃないと磨けないの。形のいびつなところがぶつかって、削り合ってピカピカになっていくの。いろいろな人に会える仕事って、こんなに自分を磨ける仕事って、いいねぇ」
 (「人づきあいのレッスン」 和田裕美 より)
 磨く方ではなく、磨かれる方。
 他より強く輝こうとする意志が、行動に繋がり、より多く美しく磨かれ「財」となる。

○閉から開へ
・下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
 そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。
  ー小林一三「私の行き方」(P55)
☆日本一の挨拶、日本一の電話応対、日本一の笑顔。何でも1番になろうとすれば、他の部分も引き上がる。

・同じ続けることでも、「持続」と「惰性」は違うことです。意志的な継続を「持続」といい、意志のない継続を「惰性」といいます。(P61)
☆「一杯だけ!」までは「持続」、「いっぱい呑んだ」は「惰性」。反省。

・「結果はウソを言うときがあるが、プロセスはウソを言わない」(P82)

○重から軽へ
・(リーダーとして)チームを引っ張っていくために最も重要なことは、目的を皆でしっかり持ち合うようにはたらきかけることだと思います。(P105)

・業界の中で、または社会の中で、「あの会社にはスゴイ仕事をする誰々あり!」と謳われるプロフェッショナルになることが、真の出世です。
・あなたが意識すべきは、業界内の同じ分野で働く人たちや全世界にいる同世代の人たちです。この分野で先導的な仕事人になってやろうとか、同世代を大いに啓発する存在になってやろうとか、そんな開いた意識です。(P114)
☆「出世」とは「世に出ること」。会社の中での「出世」は「井の中の蛙」。

○暗から明へ
・「計画のあるなし」ではなく、
 「想いのあるなし」が重要。(P135)
☆「想い」は、目的。「計画」は手段。

○弱から強へ
・幸福は、それ自体を追ってつかめるものではない。自分が献身できる、自分に意味ある何かを自分でこしらえて、そこに没頭する。そしてある時点で、振り返ってみて「あぁ、自分は幸せだったんだなぁ」と気づくーそれが、幸福の実体に近いものではないでしょうか。(P204)

☆まとめ:「働くとは何か?」ー自分の「夢」「想い」を実現するための「手段」だと思うのですが、肝心の「想い」が無いから、いつもぶれてしまい、悩んでしまうのですね。

 本書では、「夢」や「目的」なんて、誰も最初からはっきりと持っているわけでは無く、
最初は「おぼろげ」に「方向(ベクトル)「イメージ(姿)」を持ち、とりあえず進んでみること。
と「やさしく」背中を押してくれます。

 自分ももう40代、「お酒を飲んで、忘れる」よりも「コーヒーを飲んで、想いをはっきりさせる」方にモードを切り替えて行かねば!

「なんで、こんなしんどい目して、働いてんねやろぉ・・」な時に読んで、
「快活人」になってみませんか?

実行すること:本書に掲載されている、図解をコピーして、手帳に貼る。
       (使える図解が一杯ありますよ!)




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いい仕事ができる人の考え方

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  • 発売日: 2009/03/15
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