218-3.山を登るために、自分で山をつくる。〜「人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ (幻冬舎新書)」を読了 [読書感想文]
試合終了 / Sekikos
(年間50冊の進捗 50冊/365日×43日目(2月12日)ー3冊目=▲2.89冊)#mhks(本)
人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ (幻冬舎新書)
- 作者: 王 貞治 岡田武史
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/11/29
- メディア: 新書
・悔しさこそがバネだった。
日本一のプレッシャーと闘った二人の揺るぎない信念。(帯より)
☆王さんと言えば、自分が幼稚園の頃の「ヒーロー」。
自分自身は身体も弱く、あまり外で遊べなかった。
テレビで見る「ホームラン王」の王さんはまさに憧れでした。
(銭湯の下駄箱の「1」をよく兄と争っておりました・・・)
もう一人、岡田武史さんは2度の日本代表監督。
二人とも「日本一のプレッシャー」と闘ったからこそのお言葉が満載です。
二人とも「元選手」なので、言葉がわかりやすい!
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【目標設定】
・(岡田)そういうとき、僕はいつも「自分で山をつくれ!」と発破をかけるんです。これまで胸が熱くなったり、あるいは心から悔しいと思ったりしたことがなかったのなら、自分で意識して、とてつもない挑戦や試練の機会をつくる。何を選んでいいのかわからないなら、いちばん難しそうなものをあえて選ぶ。そういうふうにしないと、本物の夢や目標というものは見えてこないのです。(p57)
☆「目標を持て!」「何がしたいねん!」。
よく言われました。しかし、その時は「何ができるのか」と「何がしたいのか」の区別がつかなかった。
今は「できないけれど、やりたい」ことがたくさんあります。
できることは、「山を登ること」
やりたいことは、「山をつくること」
この違いがわかるまで時間かかりました。
【仕事の意味】
・(王)仕事に限らず何をするにしても、僕は「やった!」という達成感とか、胸の中にこみあげてくる熱い感動こそが、本当の報酬だと思うんです。お金や名誉は、その後に必ずついてきます。(p136)
☆お金や名誉は、「必ず」ついてくる。
どうしても、大人になると経済事情もあり、そちらを優先させて考えがち。
「それで、なんぼになんねん」・・・。
そう言われると「身も蓋もない」。
だからこそ、王さんのような人がこう言ってくれると力が湧きます。
【自己認識】
・(岡田)その和尚にいわれたのは、「掃除をしなさい」ということです。掃除なんてしたことなかったんですが、「掃除は心を掃くんです」といわれて….
・掃除が修行だとすると、そこから得られたのは、人にどう思われるかなんて気にしても仕方がないということです。(p193−195)
☆「心を掃く」。
物理的にもすっきりするし、精神的にもすっきりする。
「掃除」って奥が深いんですね。
【リーダーシップ】
・言葉の力を信じる
・(王)でも、最後は指揮官がどこまで勝つつもりなのか、です。自分が弱気になれば選手にもすぐ伝わります。監督としてもっとも重要だった仕事は、「次は勝つ」といい続けたことかもしれません。(p221)
【思ったこと】最後のリーダーシップの章は、色々考えさせられました。
自分は、どちらかというと何か問題が起こったとき、「まとめ」に入ってしまう。
前へ動かそうとするあまり、「妥協」してしまう部分もかなり多い。
しかし、リーダーは「芯」を持ち続け、あきらめず、妥協せず、メンバーに伝え続けなければならない。
【実行すること】 今度、自分がリーダーになるために、「つくらねばならない山」は「妥協せず、粘り強く、売上げ目標に挑戦すること」。
タグ:王貞治 岡田武史
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