242-03.?。あ、そう言うことね!〜「むしろ暴落しそうな金融商品を買え! (幻冬舎新書)」を読了 #感想部 [読書感想文]
Tokyo Stock Exchange / Dick Thomas Johnson
(年間50冊の進捗 50冊/365日×44日目(2月13日)ー3冊目=▲3.027冊)#mhks(本)
☆ええ!そうなの?一番安全な資産運用の方法ではないのですか?それより暴落しそうな金融商品を買えって言うんですか?なんで?
・金融機関がリスク管理についての意識を高めてきた結果、(中略)世界の金融市場に大きなショックを与えるような危機が生じたときには、どの資産も連動して暴落しやすくなりました。(p14−15)
☆みんなが同じことをするから、ちょっとの損も大きな損につながるのですね。
・2つの条件を満たす資産だけに投資をすると決めれば、あなたの資産運用は劇的に変わります。
・第1の条件は「流動性が高いこと」です。
・第2の条件は、毎日にように価格がチェックできることです。(p35-37)
・リスク管理としては、この少し遅れてやって来る本格的な暴落から、いかに逃げるかがポイントです。本書冒頭で、「すぐにでも暴落しそうで不安だ」と思う資産に投資するほうがずっと安全だと、述べたのは、そう思っていれば、本格的な暴落の前に損切りをして逃げられるからです。(p175)
☆常に気を配り、損を最低限に抑えないとダメ。ということだったんですね。
・例外は、古くからある「株式+債券」の分散投資です。(p14-15)
・これは、金融の世界での基本原理に基づくリスク抑制効果(を活かした投資方法)ですから、他の組み合わせの分散投資とは異なり、みんなが同じ分散投資をどんどんやっても、リスク抑制効果は消えません。だからこそ、古くから有効とされてきて、今も有効性が下がっていないのです。(p103)
・(おすすめの堅実な資産運用って)変動金利型の個人向け国債と、ネット専業銀行の預金。(p180)
☆それでも原理原則に基づくものなら、いまでも有効な投資方法もあるんですね。
・リスク管理を忘れた資産運用には、大きな落とし穴が待ちかまえています。それを避けるには、結局、リスク管理という手間がかかります。(p200)
☆読み終えて:読んだら「あ。そう言うこと」と納得できるタイトルでした。
投資の話ですが、これは日常生活にも置き換えられるのではないでしょうか?
「楽して大もうけ」なんて話は、あるわけ無いですが、「ローリスク、ローリターン」ならまだまだあります。しかし、それでも「手間をかけて無いが故に、大きく損する」可能性もあるのが今の時代なんですね。
何も準備してなければ、イザというときに「大きなモノ」を失う。
まるで、突如襲ってきた「地震」のように。
備えていれば、一目散に逃げたのに・・・。
コツコツ貯めたものが、一瞬で無くなる。
コツコツ貯める方法を探すのも大事ですが、一瞬で大きく失わないようにもする。
そんな「リスク管理」をしっかりしましょうと言うことですね。
実行すること:「個人向け国債」について調べてみる。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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