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280-8. 【読書感想文】別荘はアジアで!〜「大資産家になるためのアジア副業マニュアル」#感想部 #rvpl [読書感想文]

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(年間50冊の進捗 50冊/365日×73日目(3月14日)ー8冊目=▲1.99冊)#mhks(本) 

大資産家になるためのアジア副業マニュアル100万円から実現できる人生改革 (PHPビジネス新書)

大資産家になるためのアジア副業マニュアル100万円から実現できる人生改革 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 澤木 恒則
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2014/01/18
  • メディア: 新書

・世界を眺めると、これからの三十年を制するのは、南米でもなく北米でもなく、ヨーロッパでも中近東でも、アフリカでもない。

 ーアジアであるー。

 インフラ、宗教、政治、人口動態、経済成長と、どれを取っても、大きな可能性を秘めているのはアジアしかないのだ。(p5)

・(本書に書かれているのは)机上の空論ではなく、少しの勇気と構想力があれば、誰でもアジアの空へと飛び立つことのできる方法である。これからのアジアで資産を10倍にすることだって可能である。(p8)


☆これからは、アジア!

 もう20年前のこと、社会人の時にバリ島に3日間旅行に行きましたが、確かに物価は安くて食べ物も美味しくて、海もきれいでした。

 また行きたいとは思ったものの、それっきり・・・。

☆大きな可能性を秘めた「アジア」で、資産を10倍にする方法とはいったい?

 


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●日銭での安定より、時間給で考えろ

日銭、すなわち、わずかでも確実に入ってくる収入の道があると、多くの人間はそこから離れられなくなる。

・人は常に、自分の価値に見合う時間給の概念を持つべきだ。自分は時間給いくらの人間になりたいのか、それは自分が社会に提供する価値を、一時間あたりに換算した額である。(p48)

☆小売店のポイントカードで、機械に差し込むと、来店ポイントとして1日1回10P(10円)が溜まる仕組みがあり、何枚もカードを作りそこに差し込んでいる人がいる。多くても一日200円、しかも時間をかけてわざわざそこまで行く・・・。

 確かに、いやいやする「仕事」ではないから本人には「稼いでいる」という自覚があるかもしれない、でも時給にしたらいくらになるのか・・・。

 

 「それじゃあ」と思い、今の自分の収入を計算し、時間給を出してみた。

1時間でこの金額分働いているか?と問われたら、まだまだだと思う。

時間給という概念は、自分の労働価値を問い直す良い尺度だと思います。


●なぜアジアがビジネスチャンスなのか

・(人口ボーナス理論では)生産人口の増加率が、全人口の増加率を上回る期間こそが人口ボーナス期である。ボーナス期が終わった国は成熟期、人口オーナス(負荷)の国となる。

 この理論によると、高度経済成長はどの国においても歴史上一度だけボーナスが出ることになっている。そして一度そのボーナスの支給が終わると、二度と出ることはない。(p63)

☆日本の場合は「ボーナス期」が高度成長時代の頃、ということはこれから先はもうボーナスはでない・・・、確かに「成熟国」と呼ばれているし・・・。


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●発電理論ー移動、フライトがお金を生み出す仕組み

・まず、この「移動」に関する発想の転換が必要である。「移動」=「出費、消費」という固定概念から、「移動」=「経費、投資」という発想に転換するのだ。「移動」によって、収益を生み出そう、とうパラダイムシフトを提唱したい。(p107)

・これが、私が本書で最も強調したい”発電理論”の基本である。すなわち、動きはエネルギーを生み出し、利益、儲けを生み出すということだ。(p108)

・消費税、付加価値税、手数料差を自分が自分のフライトで運んで収益にする、最も簡単な初歩太陽発電がこれである。移動をお金にする発想である。

☆ここからが本書の「キモ」。利益=発電と置き換え、その発電力により、「太陽光」「風力」「水力」「火力」「原子力」と儲ける額も増えていくというものである。

 まずは、「運び屋」で「利ざや」を稼ぐところから始める。海外旅行の際、親戚・友人に頼まれて買ってくる「お土産」を商売にするということですね。

たしかに、本書の実例を読めば、「自分でもできるかも・・・」と思ってしまいますが、問題は「仕入れルート」より、「販売ルート」。

アジアで日本製品を売る場合はいいのですが、反対の場合がやっかい。

日本では、「品質保証」の問題がつきまとうと思うのですが・・・。

 


・「どんな業種のビジネスパーソンでも、日本という特殊な国に生きてきた我々がアジアに出た時、それが強みになる」という事実である。他国の人がアジアを訪れても、我々ほどの優位性はないのではないだろうか。(p151)

・アジア各国には、主に中国から大量のコピー商品や、安いが粗悪な商品が押し寄せている。でも、忘れてはいけないのは、日本にはアジアの人々がまさに垂涎の的として憧れる高品質なジェニュイン(正規品)が溢れているのだ。(p157)

☆日本という国の強みですね!確かに中国では「百貨店」でも、ニセのブランド品が販売されており、信用できないと言うのをよく聞きます。

 


今、あなたは最高の人生を謳歌していると言えるだろうか。

 もし、「最高の人生だ」と自分で断言できないとしたら、ではいつ、最高の人生はやってくるのだろうか。そのための具体的なアクションをいつ起こすのだろうか。

 人生とは意外と短いものである。「明日」「明日」と言っているうちに日が暮れていく。(p236)

人間は、やることがないことを辛く感じるのではない。自分の存在意義、使命感がこの世から消え、「なんで自分は生きているのだろう」と疑問に感じてしまうことを辛いと感じるのだ。

 目的があって生きているのではなく、死ぬ日がまだ遠いからそれまで食いつないでいっている、そんな大きな失望感の中で生きていくのはとても辛いだろうと私などは思ってしまう。(p241)


☆読み終えて:自分の夢は、いつか「世界一周」をすること!海外に住んで自分の家を持つ事までは、考えていませんでした。しかし、この本には、アジアで暮らすための方法が具体的に記されており、「自分でも・・」と思ってしまいます。

 「じゃあ、やってみるか!」とはいかないのが「現実」。

 著者も、この本に出てくる方々も、仕事や旅行などで「たまたま」アジアを訪れる機会があり、その中でチャンスを見つけた。しかし、自分は会社でアジアに赴任する機会は無いし、旅行に行く予定もない。わざわざ、「仕事」を探しにアジアへ行くなんて・・・。と思ってしまうのが普通です。


 だからこそ、著者も最後は「一歩踏み出す勇気」のことを何度も何度も、熱く語っておられるのだろうと思います。たとえ成功の確率が高くとも、「海外」と聞くだけで「尻込み」してしまう。人間は変化を恐れる生き物です。自分からは中々変わろうとはしない。少額でも「日銭」を稼ぐ方を選んでしまう。

 でも、「人が、会社が、誰かが自分の環境を変えてくれたら・・」と心のどこかで望んでいるのも確かです。

 「誰か」ではなく、「自分が変える」ために、小さな一歩を踏み出す。「日本」という世界でも恵まれ、認められた国の事を誇りに思い、「おごらず」「いばらず」日本人としてアジアの人々と暮らす・・・。

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この気持ちを忘れないためにも、自分の「やってみたいこと」リストに書いてみます。

「タイで家を持つ!」。そして「美味しいもの」を食べる!

何の商売するかも考えねば! 


 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

献本御礼。レビュープラスさんからお贈り頂きました。いつもありがとうございます。 


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