【映画鑑賞】2014-7.教科書ではわからない「公民権運動」って・・「大統領の執事の涙」 [映画感想]
☆執事という職業についた一人の黒人男性と、その家族の生き様を通してアメリカの公民権運動の歴史を振り返る映画です。
鑑賞中、『フォレストガンプ』を思い出しました。
あちらはアメリカの政治と風俗史だが、こちらはもっと悲しい歴史。
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☆絶対、号泣物語と思っていましたが、違いました。安易に泣いてはいけない物語です。
人種差別の場面は、「時代の狂気」です。
みんな、本当に自分の意思で黒人を差別していたのだろうか・・・でも・・・。
周囲に流され、どんどんエスカレートして行ったのだろう。日本の戦争と同じか・・・。
☆しかし、アメリカという国は時間をかけて、その差別を無くそうとしてきた。
もちろん今でも、差別はあるだろう。
昨年観た「42」や、「風と共に去りぬ」など人種差別を耐え抜く事で、少しづつ今の社会ができている。
こんな歴史を知らずに、幸せを享受できる時代はどうなのだろう・・先達の苦労を知ることも、これから起きる新たな問題に対処するためには必要ですよね。
☆泣くことはできませんでしたが、「公民権運動」を流れで学ぶことができ、勉強になりました。
オバマさんが大統領に選ばれたあの選挙は、歴史的な出来事だったと改めて感じることができます。
☆息子「職を失うぞ」、父「いや・・・、お前を失った」のセリフがかっこよかった。
え!あの人が、あの大統領役!な豪華キャストも見所です。
☆初めてホワイトハウスを訪れる場面と、最後のオチが上手くシンクロしていました。
アカデミー賞作の「それでも夜は開ける」も絶対観ます!
☆3.5/5
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