304−2 . 【読書感想文】意外と大事なテーブルマナーとは?〜「なぜ年収3000万円の男はセンスにこだわるのか?」#感想部 #rvpl [読書感想文]
(年間50冊の進捗 50冊/365日×47日目(2月16日)ー2冊目=▲4.43冊)#mhks(本)
・「センスが成功の可否を決めるなんて、信じられない」
そう、思っている方。まったくの誤解です。
優秀で一流、仕事ができる男は、自分をランクアップさせる術を知っています。
それが、「エグゼクティブのセンス」なのです。
・スキルを磨き優秀な人になっても、上位1%にも満たないトップやリーダーに昇りつめるには「エグゼクティブのセンス」が、必要なのです。(p8-p9)
☆この本で書かれているセンスとは、生まれついて持つ「素質」ではなく、人が体験を重ねながら、身につけていく「作法」のようなものです。
この「エグゼクティブ(なんか、今の時代には古めかしい語感ですが・・)」の作法は、「感覚」よりも、「考え」、「目的」が先に立ちます。
エグゼクティブでない普通のサラリーマンである自分が、「なるほど!」と感じた、ポイントを3つご紹介いたします。
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1)パーティに出席する
・出向くのはパーティー開始の少し前。主催者に挨拶するためです。
目的は、「〇〇様にご挨拶したいのですが」と、お願いすること。
・「今日は〇〇様にお会いしたくて、参加しました」
そういえば、さらに心を開いてくれるはずです。(p21)
☆そもそも、パーティーに呼ばれることがないのですが・・・。でも、セミナーや、勉強会に出席した時、終了後の「名刺交換会」に並ぶのは、時間がかかり、めんどくさくて諦めがちでした。かといって、早く着いても、講師は「控え室」におられるので、押しかけるわけにはいかない。
実は、以外とチャンスなのが「トイレ」!フロアには大概トイレはひとつしか無いので、そこで待ち構えれば、事前にご挨拶するチャンスがあるかもしれません。
実は自分も、トイレの横に立たれていたのが、そのセミナーの講師だったことがありました。 あいにくその時は、顔を良く存じ上げてなかったので、いざ登壇となってびっくり。惜しいチャンスを逃しました。
2)持つべきリスト
・「To-Doリスト」を捨て、「To-Beリスト」を大切にしましょう。
・何をすべきかよりもどうありたいのか、を先に考えよう。(p87)
☆確かに、仕事をこなすための「To-Doリスト」は必要です。でも、自分がどうありたいかを文章化しておくことで、やりたいこと、やるべき事も変わってきます。
目的を達成するための手段が「To-Do」。目的そのものが「To-Be」。どちらが大事かは・・・明らかですね。
3)会食の作法
・食習慣を押し付ける、無理に勧めるのは、たとえそれが自分では正しいことだったり、常識、あるいは体に良いことであると捉えていたとしても、相手には迷惑な場合もあります。
「食について、とやかく言われるのは、誰であっても許せない」
一流の男は、美味しく楽しく食べるのが価値=勝ちにつながる。
それが会食を成功させるコツだと、知っています。(p151)
☆これは大いに反省です。仕事柄ついつい、「食」の話でうんちくを語ってしまいがちなのです・・。「えー、この人こんなのも知らないの?」とか、「こんな食べ合わせはあかんやろ」など思うときもありますが、そこは人それぞれ、好みがありますからね。
逆に自分も食品従事者なのにこんなことも知らないの?と指摘され、むっとするときがあります。
周囲を不快にさせるのは、いただけません。みんなが楽しく時間を過ごすのが目的なら、自分の基準でとやかく言うのは・・反省です。
☆読み終えて:あっという間に読み終えてしまいました。「これは新しい!」という考え方はなかったです。どれも、奇をてらわない、王道の心得ばかりですが、これを実践するためには、何度失敗を重ねなければならないかのか。
「エグゼクティブ」は生まれながらにして、「エグゼクティブ」ではない。
我々同様、多くの過ちを乗り越えて、恥ずかしい思いをして、体験を身体にくぐらせてきたはすです。それが、身につき、実践できるかどうかが、「サラリーマン」と「エグゼクティブ」のクラスの差なんでしょうね。
まずは、どうせ自分はサラリーマンだから、という意識を捨てて、出世する人の考え方はどんなモノなのかを知るために本書を読んでみてはいかがでしょうか?決して、別の世界ではなく、目的を持って振る舞うだけで、たどり着く行き先が大きく変わるようですからね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらは「レビュープラス」さんからご恵投頂きました。いつもありがとうございます。
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