306-4. 【読書感想文】「我張る」な、「顔晴れ」!〜「頑張らなければ、病気は治る」#感想部 [読書感想文]
・自分の病気を治すのに本当に必要なのは、名医を探して渡り歩くこと、薬の変わりになる代替医療を探すことではないのです。もっと自分と向き合い、自分の病気を受け入れる。ただ、それだけで自然治癒力のブレーキが解除され、驚くほどの勢いで病気が治っていく。
そんな方法を書いた、日本で初めての本です。(p6)
☆先日の定期健康診断で、「また」引っかかりました。
「メタボ」です。
以前から「高血圧症」で、加療中でしたが、さらに軽い脂肪肝だと・・・。「生活習慣病」なので、食べる物を制限し、定期的に運動しなければならないが、理由をつけて今までと同じ生活をしていました。
自分と向き合ってなかったんですね〜。
そこで、この本を読んで「なるほど」と感じた「自分と向き合い」少しでも病気が良くなるポイントを3つご紹介します。
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1)・なぜ、他人の悪口を言うことが、大きなストレスとなってのしかかってくるのでしょうか?それは、人間の脳は「主語」を理解できないからです。
・人間の悪口などを言った場合、脳のストレス系への情報伝達の過程で、「誰が~」という認識ができない。そのため脳は「自分の悪口が言われている」と判断してしまい、それが大きなストレスとなってのしかかる。(p88)
☆悪口は自分に返ってくるというのは、人づてに自分に戻ってくるだけで無い。直接、自分の脳が、自分自身を責めてしまう・・・。
他人と一緒に居て、人の悪口を言っている間は、自分だけじゃあないので、調子に乗って毒を吐きまくる。けど一人になって振り返るとひどく疲れて自己嫌悪に陥る。まるで自分で吐いた「毒」に犯されたかのように。
自分の不幸を、「頑張って」他人のせいにせず、あるがままに受け入れる。病を治す一歩なんですね。
2)・あなたが人と会ったとき、「好き」と「嫌い」ではなく、「好き」「ふつう」「大嫌い」の3パターンで判断してください。(p94)
☆とは言え、どうしても自分とは「価値観」の合わない人はいます。そんな時は無理に「付き合わず」時間と距離を置ければいいのですが、なかなかそうも行かない。そんな時に有効なのでこの方法。
自分も「大嫌い」と言われたら凹みます。「普通」を「どちらかというと嫌い」ぐらいに置き換えれば、その人の良いところを探してみようかなと意識が働くような気がします。
自分に合わないからと「頑張って」人を嫌わない。 いつか時間が解決してくれる事もありますから。
3)・心を癒やすのみならず、身体も癒やす。エンドルフィンは「究極の癒やし物質」なのです。
感謝することで、「究極の癒やし物質」エンドルフィンが分泌される。感謝するほどに、私たちは健康になるのです。(p204)
☆ここは「頑張って」感謝しましょう。自分に向かっては「感謝」しにくいので、結果的に他人に、周囲に感謝する事になりますね。
他にも、感動する話を見聞きしたときに、涙があふれ、心にじーんとくる時にも「エンドルフィン」が分泌されているそうです。
落ち込んだり、自分を責めたり、他人のせいにしたり・・そんな時は積極的に「泣いたら」どうでしょう?
☆読み終えて: 病気になる原因「ストレス」。それを減らしていくのが「頑張らない」という方法。
一生懸命になればなるほど、自分の心も体も蝕んでしまう。
自分の好きなことだから始めた仕事が、「楽しい」間はよかったのですが、「楽しい」が故に「失う」ことを恐れてしまい、不安になる。そして失うまいと一生懸命になり「頑張って」働き、ある日限界を迎えてしまう。
真面目であるが故に、自らを苦しめてしまう。そして、孤独になる。
自らと向き合わず、自らに閉じこもってしまう。
「頑張らないため」には、自らと向き合い、他人と向き合い、不安と向き合う。
視点を大きくしていくことで、自らの「ちっぽけな悩み」に気づき心が軽くなっていくのでは、ないでしょうかね。
「頑張る」は、「我」を「張る」に通じると言います。それよりも笑って過ごす「顔晴る」の方がいいですよね!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
☆こちらは、「あさ出版」さんからご恵投頂きました。いつもありがとうございます。
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●本書で紹介されている映画
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