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51.「勝間和代・脳力UP」を読んで [読書感想文]

(年間100冊の進捗 100冊/365日×184日目(7月3日)ー51冊目=+0.58冊)

勝間和代・脳力UP

勝間和代・脳力UP

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 単行本





  • 最近また新刊ラッシュの勝間さん、少し前の本ですが「パズルの本」です。
  • 「頭の体操」以来はまってます。しかし勝間本ですので一味違います。

 ☆出題されているパズルは、正直見たことあるものが多かったのですが、p95「村1番のお馬鹿さん」は「目からウロコ」でした!

 これだけでも価値ありかもと思ってしまいました。ぜひ手にとってお確かめください。

 

・思考力がないと、同じ物事を見ていても、隠された秘密に気づく可能性はほとんどありません。(p16)

・ビジネスマンひとりひとりに、経営者的な発想やビジネススキルを発揮することを求められる傾向が、より強くなっている。(p22)

☆上司に言われて、することだけではなく、それ以上のことをもっと要求される時代なんです。

 

・「ビジネスに役立つ思考力」=「立体思考力」

 

・立体思考力は、2つの思考力からできています。それは、「論理思考力」と「水平思考力」

・論理思考力とは、物事を、規則(ルール)や法則に従って、文字どおり「論理的」に考えることができる力のことです。

・水平思考力は、直感や想像をふくらませたり、まったく新しいものを組み合わせたりすることで仮説を立てて、正解を見つけようとする力のことです。(p27)

 

・「法則力」(帰納法) - さまざまな現象やデータを分析して法則を発見する力(p37)

・「当てはめ力」(演繹法) - 法則を適用して答えを導き出す力  (p41)

・「数字力」 - 小学生レベルの計算力で十分 (p44)

 数字力があると、効果を数字で測定することができるのです。

 

・「否定力」 - 常識を疑い、否定することで正解を見つける力(p49)

・「展開力」 - 常識を否定した上で新しい思考を広げる力 (p56)

・「試行力」 - 無関係に見える物事を組み合わせて正解を得る力 (p59)

 

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☆ 図にまとめると    (垂直思考)    1.法則力    (帰納法)

               論理思考力---  2.当てはめ力 (演繹法)

ビジネスに役立つ                3.数字力

   思考力     =     × (かける)

 「立体思考力」                

               水平思考力---  1.否定力 → 2.展開力 → 3.思考力   となります。

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☆これだけ書くと、無味乾燥ですが例として「ウォークマン」「ガンダム」などわかりやすい例で説明してくれます。

 

・解決できない最大の原因は、「クライアントの問題の設定そのものが間違っているのに、その設定の間違いを修正しないで、問題を解決する」といったようなパラドックスに陥っていたことです。

 これに対して、私が立てた解決策は、「こちらから間違っていると伝えるのではなくて、クライアントの経営サイドに問題設定の間違いを気付かせる」というものでした。

(中略)

これを水平思考力として説明すると、まず「コンサルティングとは相手にアドバイスすることである」という常識を否定し(=否定力)、「相手に間違いを気付かせるように誘導する」と展開(=展開力)していったわけです。(p81)

☆そうなんです、こんな場面ありますよね、特に双方が思い込んでいて、歩み寄らないと全く前に進みません。やはりそういう意味では仲介役は必要ですね。

 

・期待値は「成功リターン × 成功率 - 初期投資」で求められます。こうすると、バラバラで比較できなかったデータがひとつにまとまり、比較可能な数値になるわけです。(p160)

 

・水平思考で生まれたアイディアは、論理思考で発展させ、現実のビジネスに落とし込む作業が必ず必要。(p209)

 

・私がよく推奨する「怒らない・妬まない・愚痴らない」の三毒追放についても、それを実行することは。実は非常に高い問題解決能力、つまり立体思考力を養うよい機会なのです。

 なぜなら、妬みたくなるような状況、怒りたくなるような状況、あるいは、愚痴りたくなる状況では、必ず悩みのタネがあります。だからこそ、この悩みのタネを一種のパズルととらえ、どのようにこの悩みのパズルを解くと、より自分が苦しくなく、より楽になるのか、考え抜くクセがつくためです。(p235-236)

 

☆自分なりの答え:ビジネスだけでなく、プライベートの問題もこんなふうにビジネスの「解決力」を使うのは、何か心に抵抗感がありました。

 が、本当にしんどくなったら悶々と悩むより、解決の糸口が見えたほうが、心は楽になりますね。そもそもビジネスも人間関係がほとんどですから。そして、プライベートの悩みもほとんどは「人間関係」ですから・・・。

 なんとなく「パズル」をするのではなく、脳の訓練と思っていざというときに使えるよう・・・・

 

・とにかく、もっとも大事なことは、毎日、少しずつでいいから、続けることです。

☆やっぱり「継続は力なり」ですかね。

またこの本は携帯サイトと連動しているそうです。(私はMOVAなので、遠慮しておきます)↓

 http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/

ありがとうございます。

 

 


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コメント 1

にごろ

yukioさん、広場コメントありがとうございました。
勝間 和代さんは理路整然としていて分かりやすいですね。
と言うか難しいことも分かりやすく話されますよね。
by にごろ (2009-07-03 14:11) 

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