271-32 .「見えない自分」を見るためのノート術〜「情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]」を読了 #感想部 [読書感想文]
さぁ使おうと、モレスキンのノートを開いたら既にガッカリな試し書きが残されていた件について / isinoid
(年間50冊の進捗 50冊/365日×361日目(12月27日)ー32冊目=▲17.45冊)#mhks(本)
- 作者: 奥野 宣之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
☆これまた、自分の生活スタイルを一変させた本。常にメモることで、忘れ物が減り、仕事がはかどり、より多くのことができるようになりました。
一度始めると新しい筆記具、ノート、小物を色々試しながら、ノートの効率をあげていくようにもなりました。
そこに今回は「知的生産」への応用方法まで教えていただけるとのこと。
今まで書きためたノートからいかに「知的生産力」を高めるのか?を知るために読んで見ました。
情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)
- 作者: 奥野 宣之
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2008/03/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・「知的生産の素材をノートに集める」のではなく、「ノートに(ピンときた情報を)集めると知的生産の素材になる」(p34)
・自分の感性を信じて、「おもしろい」「かっこいい」「きれい」「かわいい」「ほしい」「やってみたい」「便利だ」「行きたい」というものをどんどん書き、貼るようにしましょう。
大事なのは、幅広い情報の中から「ピンときたもの」を集めることです。(p46)
・「自分の声」を書き残しておくことは、自分を取材することでもあります。いわば「自分の考えはおもしろい」「自分の発想には価値がある」と認めること。これこそが知的生産に必要な態度なのです。(p98)
☆確かに最初は、「大事そうな」ことだけをノートに書いておりましたが、最近はテレビを見ながら感じたこと。ちょっとした風景。新聞記事。ラジオでも本の紹介・・・など湧き出た自分の興味を、できるだけ書きとめております。
あとで読み返して見ると、恥ずかしいやら、何を書いているのかわからんやらです。が、自分のその時の考え、気持ちが分かり、あの酔っ払っていたときはこんなこと考えて、書いたのか・・など自分の思考をなぞることができ、「見えてなかった自分」を後から知ることができるようになりました。
・記事は「くだり」だけを貼る
・読み返しの気楽さと活用度で考えれば、「記事の中のいいところだけ切り抜いて貼る」というのがベストでしょう。
たとえば、記事の第一段落、つまり「リード」と呼ばれる部分だけをスクラップする。(p120)
☆なるほど!自分もたまに新聞記事をスクラップするのですが、特集記事など一面を大きく使うものは、スクラップブックにも貼れず、また貼ったとしても折れてしまうので、結局見返してもいませんでした。しかしリードだけなら、結論が書かれているので記事の内容は分かるし、後は日付を忘れなければ、ネット検索で元記事を見つけることができるかもしれませんね。 さすが師匠!
・普通の人は、特別な材料に期待するのではなく、日常で手に入るありふれた材料を美味しく調理することを考えるべきです。
そのためにノートを使うのです。(p165)
☆奥野さん得意の「たとえ」表現。さすがです。特別な材料なんて、中々手に入らない。だから料理人は工夫をして、それこそ「切り口」を変え、食感を変えることで新しい味をつくりだすんですものね。
・「常に手を動かしていることで、考えはじわじわ前に進んでいくものだ」(p207)
☆「ひらめき」を生むための、一つの方法。この「じわじわ」がいいですね。手の動きと脳の働きがリンクして、問題の本質がだんだんと明らかになる。そしてその対処方法が見つかる。手を動かすという見える化?で、頭の中の問題点を整理し、回答を導き出す。
ん?これってテレビドラマの「ガリレオ」のあの湯川教授の「数式シーン」と同じかも!「手を動かすこと=問題解決のための数式」ではないのか?
あ、これが「ひらめき」なのか?
・ノートは、どこにでもある単純な道具です。使うのに特別な知識や訓練も要りません。しかし、だからこそ「どう使うか」に、さまざまな考え方が出てくる。シンプルであるが故に深い、というわけです。(p261)
☆読み終えて:Mac、iPhone、iPad持ってます。でも一番使うのは「モレスキンノート」。やはりペンで書くという行為は、簡単ということも有りますが、書いた文字によりその時自分がどんな状況だったのかも分かること。たまに何を書いているのか自分でも分からないときは「酔っ払っているとき」。でも、この状態で書いてあることって実はすごく重要なことだったりする事がたびたびありました。
明日やらなきゃならない事を、突然思い出したり。飲みの席で聞いた大事なこと・・。
本書にもありましたが、自分で「メモる」ことのハードルを下げておくことで、どんなときでも「書く」ことができ、いざ「大事なこと」を思い出すことができる。
「アイデア」は空から降ってくる。それをどう受け止めるか?
写真で残すこともできないことはないですが、文字にすることで、自分の脳のフィルターを通り、記憶となるのでしょうね。
自分が、旧作を読み、そして「モレスキン」と出会い始まった「ノート生活」。
これまででこんなに溜まりました。
自分でもよくこれだけ続いたなぁ~と思います。
【右端の大きいサイズは、美崎栄一郎さんからアイデアを頂いた「母艦ノート」(まとめノート)】
今使っている18冊目は、こちら↓
実行すること:今までのノートを見返して知的生産につなげる。
スコッチ 透明梱包用テープ スタンダードタイプ 中・軽量物梱包用 313 1PN
- 出版社/メーカー: 住友スリーエム
- メディア:
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
献本御礼。ダイヤモンド社の市川さんからお送り頂きました。
- 作者: 奥野 宣之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)
- 作者: 奥野 宣之
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2008/03/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー
- 作者: 奥野 宣之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/05/28
- メディア: 単行本
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