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287-15. 【読書感想文】思うだけの「期待」はせず、言葉にして「頼る」〜「 チームの「やる気スイッチ」を入れる5つの方法 自ら動き出す自立型スタッフの育て方」#感想部 #rvpl [読書感想文]



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(年間50冊の進捗 50冊/365日×145日目(5月25日)ー15冊目=-4.86冊)#mhks(本) 


チームの「やる気スイッチ」を入れる5つの方法  自ら動き出す自立型スタッフの育て方 (角川フォレスタ)

チームの「やる気スイッチ」を入れる5つの方法 自ら動き出す自立型スタッフの育て方 (角川フォレスタ)

  • 作者: 徳永 拓真
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
  • 発売日: 2014/01/24
  • メディア: 単行本

 ・人にはステージが存在し、上のステージにステップアップするのは、それぞれのステージに応じたやり方があるー。


100の方法を知っていても、効果はありません。たった5つの「やる気スイッチ」の入れ方を知れば、チームが変わる、メンバーが伸びるのです。(表紙見返しより)


☆転勤して、もうすぐ3ヶ月。最初は緊張し、新しい職場に慣れようと必死だった。


しかし今は、少しだれ気味・・。これから暑くなるとますますやる気が・・・。


そんな自分にぴったりの「やる気のスイッチ」は、5つのうちのどれなのでしょうか?


人「それぞれのステージ」とは? 
 



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 ○第1ステージ「無責任な”デモ隊ステージ”」


 第2ステージ「愚痴仲間が多い”愚痴集団ステージ”」


 第3ステージ「会社に必要な”忠犬ハチ公ステージ”」


 第4ステージ「プロ意識にあふれた”大将ステージ”」


 第5ステージ「複数のチームを束ねる”大親分ステージ”」


☆「第3ステージ」までは、毎月の個人収支と人間関係を元に、その人の属する「ステージ」を区分するのが、新しい考え方。


社会に出たての人の多くは、毎月赤字で、社会に対して不満たらたら。自分の力量が低いことを棚に上げ、「むこう」が悪いから!とか、考えが古い!と考えがち。


少し仕事が分かってくると、今度は対象を狭くした「愚痴」の言い合い。


 今までの考え方で、「独身」とか「家族形成期」などで、区切らないのがいいですね。


自分のステージは・・・「第3」と「第4」の間ぐらいかな。



・あるセミナーで「部下に期待するより、頼りにしよう!」という話を聞き、目からウロコが落ちたのです。


 期待するから裏切られる。だから、期待せずに、頼ることにしたのです。(p26)


☆「期待」は「ああしてくれたら・・・」「こうしてくれたら・・・」と、言葉にせず心の中で思っているだけ。


いわば、こちら側の一方的な「願望」。


 「頼りにする」ときは、相手に言葉で伝え、相手も分からなければ、聞き返す。これは「コミュニケーション」。


具体的な「言葉」にすることで、自分の考えも整理できるし、相手も「言葉」で聞くことで、こちら側の想いを「形」で受け止められる。


そんな事なのではないでしょうか。



・(「スタッフと親友レベルの情報を共有する」ために)1つの話題に対して5回くらい質問することです。たとえば、趣味の話題になった場合、「なぜ〇〇が好きなの?」「〇〇のどこがいいの?」といったように深掘りするように聞いていくことで自然な会話ができ、いろいろと話してくれるようになりました。


 以前は、1つ聞いたらすぐに話題を変えてまた別の質問をしていたのですが、これだと尋問のようで、あまり心を開いてくれないということも経験しました。(p212)


☆セミナー後の懇親会など、初めての人と飲むときなど、確かにこの方法使えます。質問を深掘りすることで思わぬ答えが飛びだし「へ~」と思うこともしばしば。逆に、残念ながら「もうええわ」と思う人には、あっさりと・・・。

 


・(本書でご紹介した質問について)「今すべてを埋める必要はありません。今答えが出ることよりも”自分自身で考えることが最も重要”です。いつか必ず自分なりの答えや仮説が出るはずです。それまでじっくり待ってみてください」


 本書で紹介した質問の内容を、普段から考えている人は非常に少ないのが現状です。(p220-221)


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☆読み終えて:著者のように、自ら起業を志し、セミナーに出席し、本を読み、勉強しスキルアップをしていく「意識の高い」人なら、この本を読んで「あ・・これ、自己毛啓発セミナーの・・」と感じる部分は多い。


 しかし、たいていの人は、そんな「人生を振り返る」機会があっても「嫌々」参加しているから、「今日は自らの人生を振り返りました、これからは・・・以上○」で終わってしまう。


 著者のようにトップ自らが、この本に紹介されているような「質問」を部下に投げかけ、成長を促していれば、多くの部下はやがて自ら勉強するようになるでしょう。


 なぜなら、トップ自身が、部下を導く「メンター」となり、人事担当者となり、自己啓発セミナーの講師となり、独立のためのコンサルタントになっているからです。なによりも、目の前にそれを実践してきた人がいるのだから・・・。



 会社の「ライフプランセミナー」のように、何年かに1回、「自分の人生を考える」だけでは、もったいない。


著者が最後に述べられた「自分自身で考えること」が、実は「やる気のスイッチ」なのではないでしょうか?


あと、この本は書籍形態ではなく、もっと大判のワークブック形式の法が良かったのでは?と思いました。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


献本御礼。レビュープラスさんからお贈り頂きました。いつもありがとうございます。 


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チームの「やる気スイッチ」を入れる5つの方法  自ら動き出す自立型スタッフの育て方 (角川フォレスタ)

チームの「やる気スイッチ」を入れる5つの方法 自ら動き出す自立型スタッフの育て方 (角川フォレスタ)

  • 作者: 徳永 拓真
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
  • 発売日: 2014/01/24
  • メディア: 単行本

 


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